元気といっても2通りの元気があります。
この2つのうちのどちらの元気になるかで、好かれるか嫌われるかが大きくわかれます。
友人の多い元気な人には「腰の低さ」が必ずキーポイントになっています。
本当に偉くても偉そうにはせず、腰を低くします。
むしろ偉い人になるほど、腰を低くしようとします。
それは腰の高さ低さが、人にどれだけよい印象を与えるか、知っているからです。
偉い人が偉そうにするのは、特におかしなことでもありません。
偉いから、自分が偉そうに見せびらかしても特に大きなギャップはありません。
ただ、一緒に接していて気分がよいとは言えません。
自分の権力を振りかざした偉そうな言い方、態度、振る舞いは、元気といっても決して好かれる元気さではないのです。
一方で本当に好かれる人は、地位の高さと腰の低さのギャップで、好感を生み出せることを少なからず知っています。
「こんなに偉い人なのに、こんなに腰が低い!」という驚きをスパイスにして、相手によい印象を持ってもらいます。
横柄になって相手に不快感を与えることはあっても、謙虚になって相手に不快感を与えることはありません。
それが地位の高い人が謙虚なら、なおさら好かれることは間違いありません。
どんなに元気であり、偉くなったとしても常に腰を低くする習慣は、忘れてはいけないのです。