食べ物を食べたとき「おいしい」と感じることがあります。
おいしそうだと思って食べてみて、案の定おいしいことがあります。
思っていたとおりの味なら、心の中で「当たりだね」と嬉しく思うでしょう。
見た目は悪くても、食べてみると意外とおいしくて驚くこともあるでしょう。
味と見た目のギャップがあるのも面白いですね。
さて、おいしく感じたときが大切です。
きちんと「おいしい」と言いましょう。
口に出して言うことが大切です。
自分が発した言葉は、自分の耳で聞くことになります。
おいしい自覚が促され、ますますおいしく感じるようになります。
きちんと「おいしい」と言えば、おいしさの感動が倍増します。
もちろん1人のときであっても、独り言として「おいしい」と言うことが大切です。
おいしいと言うことは「褒めること」になります。
素晴らしい人に「素晴らしい」と褒めるのと同じように、おいしい食べ物には「おいしい」と言えば褒めることになります。
食べる行為とは命をいただく行為ですから、敬意と感謝の念を持つことが欠かせません。
きちんとおいしいと言えば、食べ物は「褒められた」「認められた」「自分が役立った」と喜んでくれるでしょう。
食べたものに対して敬意と感謝を伝えることになります。
口に出して言いにくいこともあるでしょう。
誰かと食べているときならいいですが、1人で食べているときは独り言になるため、少し抵抗があるものです。
口に出して言うのが不都合なときは、心の中で「おいしい」とつぶやきましょう。
思うだけでいいのです。
口に出して言わなくても、心の中でつぶやくことも「おいしい」と言ったことになります。
心の中で「おいしい」という言葉が反響します。
おいしい実感が増幅して、ますますおいしく感じるようになります。
おいしく感じたときは「おいしい」と言ったり思ったりすることが大切です。
マナーブックには載っていなくても、できればマイルールとしておきたい。
食生活を豊かにすることにつながります。
今までなんとなく口にしていたなら、これからは意識をして口にしていきましょう。
おいしいは、食への最高の褒め言葉です。