執筆者:水口貴博

日々の食事をおいしく食べる30の方法

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新鮮な驚きや発見は、食べ慣れたものにある。

新鮮な驚きや発見は、食べ慣れたものにある。 | 日々の食事をおいしく食べる30の方法

食べ慣れているものは、味も香りも食感もわかっています。

「こういう味だね」

「こういう香りだね」

「こういう食感だよね」

何度も食べているものなら、具体的にイメージできるでしょう。

食べていなくても、頭の中で味・香り・食感を再現できるはずです。

普段から食べているものなら、もはや食べ飽きている状態かもしれません。

しかし、食べ慣れたものだからといって、新鮮な刺激を楽しめないとは限りません。

ここで面白いゲームがあります。

食べ慣れたものを新鮮な気持ちで食べる方法です。

「今さら食べ慣れたものを新鮮に感じるのは無理」と思っているなら誤解です。

方法は簡単です。

食べ慣れたものを、初めてのつもりで食べるだけです。

いったん頭を真っ白にしてから食べてみる

食べ慣れたものを初めてのつもりで食べてみてください。

「そんなことは不可能だ」と思うかもしれませんが、やってもいないのに最初から「できない」と思い込むのはよくありません。

ばかばかしいと思うなら、頭を柔らかくするトレーニングのつもりで試してみてはいかがでしょうか。

私たちには「想像力」があります。

白紙に何かを描くイメージができるなら、描いたものを白紙に戻すイメージもできるはずです。

私たちの持つ想像力を「白紙に戻す」という逆の形で利用します。

食べた記憶を消去してください。

消しゴムで頭の中の記憶を消すようなイメージです。

難しいかもしれませんが、頭の体操やゲーム感覚で十分です。

思い込みでもいいのでやってみましょう。

きちんと頭を真っ白にできれば、意外と新鮮な刺激が味わえる

いったん頭を真っ白にしてから食べてみましょう。

「これは何だろう。初めて見る食べ物だ。どんな味かな。試しに食べてみよう」

するとどうでしょう。

「へえ、なるほど。こういう味なのか」

食べ慣れたものでも、きちんと頭を真っ白にできれば、新鮮な刺激を楽しめるでしょう。

初々しい感覚を覚え、驚きや発見を楽しめるはずです。

これは、食べ慣れているものなら何でも応用できます。

食べ慣れているものは、すべて食の可能性です。

特に食べ飽きているものには大きな効果を発揮するはずです。

損することはありませんから、ぜひ試してみてください。

食べ慣れているものでも、新鮮な刺激を楽しむことは可能です。

新鮮な驚きや発見は、食べ慣れたものにあるのです。

日々の食事をおいしく食べる方法(11)
  • 食べ慣れたものでも、いったん頭を真っ白にして、初めてのつもりで食べてみる。
「いただきます」を言い忘れたら、食事中に言ってもいい。

日々の食事をおいしく食べる30の方法

  1. 普通に味わうのではない。
    積極的に味わうのだ。
  2. おいしいものを探すより、おいしく食べる方法を身につける。
  3. おいしいからおいしそうに食べるのではない。
    おいしそうに食べるからおいしくなるのだ。
  4. どんなにおいしい食事も、汚れたテーブルでは台無し。
    おいしい食事は、きれいなテーブルがあってこそ楽しめる。
  5. 食事の所要時間をあと1分伸ばそう。
    おいしさを楽しむ時間が1分長くなる。
  6. 食べる前に「おいしそう」と言おう。
    食べているときは「おいしい」と言おう。
    食べ終わったら「おいしかった」と言おう。
  7. おいしく食べるつもりがないなら、食べるな。
  8. ながら食いは控えよう。
    食事中は、食べることに集中するのが一番。
  9. 料理を食べながら、使われている食材をイメージしよう。
    「肉眼」だけでなく「心の目」でも楽しむ。
  10. 相手の食べ残しが気になったときが大切だ。
  11. 新鮮な驚きや発見は、食べ慣れたものにある。
  12. 「いただきます」を言い忘れたら、食事中に言ってもいい。
  13. 「まずいかな」と思いながら食べない。
    「おいしいかな」と思いながら食べよう。
  14. おいしく感じたら、きちんと「おいしい」と言うことが大切。
  15. 嫌なことばかりの1日であっても、夜においしい食事をすれば、幸せに締めくくれる。
  16. たまには目をつぶりながら食事をしてみよう。
  17. 食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事。
  18. 無性に食べたくなったときのカップラーメンは、最高においしい。
  19. 食が細くなって落ち込む必要はない。
    食の質を上げればいいのだ。
  20. 食事をおいしく楽しむコツは、深呼吸。
  21. 同じ食べ物でも、食べ方が変われば味わいも変わる。
    食べ方の数だけ、食の楽しみが増える。
  22. 料理を作るプロがいるなら、料理を食べるプロもいていいはずだ。
  23. 楽しい雑談は、料理をおいしくする魔法の調味料。
  24. きちんと「香り」も楽しんでいますか。
  25. 走るから食べるのではない。
    食べるために走るのだ。
  26. 調味料を加えることが当たり前になっていないか。
    たまには調味料なしで食べてみよう。
  27. 元気が出ない原因は、食事にあるのかもしれない。
  28. おなかがぺこぺこになったら喜ぼう。
    普段よりおいしく感じるチャンス。
  29. おいしい料理を食べたいなら、おいしい料理を作れるようになればいい。
  30. 最後の一口を、気持ちを込めてきちんと味わう。

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