スーパーで食べたことがない果物を見つけることがあります。
あるいはレストランで食べたことがない料理を見かけることがあるでしょう。
食べたことがないものを見つけたとき、どうしますか。
「何だろう。ちょっと気になる。でも味がよくわからないから避けておこう」
たしかにお金を出すからには失敗をしたくありません。
食べたことのないものは避け、知っているものを選ぶことが多いものです。
気になる気持ちはあるものの、出費もあるので、無難に避けることが多いのではないでしょうか。
ここに食生活を豊かにするポイントがあります。
食べたことがないものを見つけたら、とりあえず食べてみましょう。
食の世界を広げるチャンスです。
どんなときに食の世界が広がるのか。
食べたことがないものを食べるときです。
無難な食べ物ばかり選んでいると、なかなか食の世界が広がりません。
食べたことがないものを食べたとき、食の世界が広がります。
初めて食べるということは、初めて体験するということです。
今まで知らなかった味わいを楽しめるでしょう。
「へえ、こういうものなのか」と思うだけでいいのです。
おいしいかどうかは別として、新しい刺激を受け入れてみることが大切です。
たとえば「ドリアン」という果物があります。
「果物の王」として有名ですが、聞いたことはあっても食べたことがない人は少なくありません。
食べたことがないなら、スーパーで見かけたとき、試しに買って食べてみます。
食べ方がわからないなら、お店の人に聞いてみればいいでしょう。
お店の人も知らなければ、インターネットで調べればいいことです。
「こういう味なのか」と知るだけでいいのです。
食べたことのないものを見つけたら興味本位で食べましょう。
どうしても口に合わなければ残せばいいことです。
残しそうな心配があるなら、小さめのものを買えばいいでしょう。
知っている料理でも、アレンジが加われば、知らない食べ物になります。
たとえば、レストランで「ミラノ風カツレツ」という料理を見つけたとします。
カツレツは知っていても「ミラノ風」というのが気になります。
「ミラノ風とはどんなものなのだろう。普通のカツレツとどう違うのだろう」
そう思ったら、実際に注文して食べてみましょう。
五感を通してミラノ風カツレツを体験できるでしょう。
「なるほど!」と思える何かがあるはずです。
国内にいながら、ちょっとだけミラノに行った気分を味わえるかもしれません。
「なかなか食べる機会がない」と言いますが、食べる機会は自分から作るものです。
機会が来るのを自然に任せて待つのではなく、自分から積極的に動いて作り出していきましょう。
食の世界を広げるチャンスは、そこら中に転がっています。
食べたことがないものを見つけ、食べてみるだけでいいのです。
探してみると、食べたことがないものは無数にあると気づくはずです。
食べたことがないものを食べてみることは、自分の世界が広がるということです。
初めての体験をしたくて海外旅行に行くのもいいですが、もっと身近に実現できます。
食べたことのない食べ物を食べるだけで、初めての体験を楽しめます。
ネタ切れを心配する必要はありません。
世の中には、無数の食べ物が存在しています。
人の一生を30000日とすれば、毎日初めての食べ物を体験するとしても、30000種類です。
世の中にある無数の食べ物を制覇しきれません。
ネタ切れに心配することなく、どんどん新しい食べ物にチャレンジして、食の世界を広げましょう。
食の世界は、広ければ広いほどいいものです。
食の世界を広げるチャンスは、食べたことのないものにあります。