次々トラブルが起こることがあります。
面倒なトラブルが発生すると、解決のために手間暇を取られます。
一難去っては一難。
ようやくトラブルが片付いたと思えば、別のトラブルが発生します。
気が休まる時間がありません。
悪い流れがあるように感じられます。
悪魔や悪霊にでも取りつかれているのではないかと不安になるほど、トラブルが続く状況があるものです。
しかし、トラブルが続いたとしても、いちいち騒ぎ立てないでください。
腹を立てる必要もなければ、哀れな自分を嘆く必要もありません。
では、どうするか。
「そういうもの」と考えましょう。
ロールプレーイングゲームを思い出してください。
物語が進んでいくと、あるトラブルが発生します。
トラブルが終了すれば、まもなく次のトラブルが発生します。
ロールプレーイングゲームは、プレーヤーを飽きさせないために、次々トラブルが発生するものと決まっています。
そういうふうにゲームが設計されています。
これは、人生でも同じです。
人生は、次々トラブルが起こるものと決まっています。
そういうふうに人生が設計されています。
神様が、あなたの成長を促すため、いろんな種類のトラブルを与えてくれています。
悪いことでも変なことでもありません。
「そういうもの」と考えてください。
トラブルが発生したら、きちんと解決に取りかかりましょう。
面倒かもしれませんが、ほうっておくわけにはいきません。
できることから取り組んで、少しずつ解決していってください。
大きなトラブルもあるでしょう。
一度に解決できないなら、2回や3回に分けると簡単になって取り組みやすくなります。
自分だけで解決が難しいときは、仲間と協力しましょう。
難しそうなトラブルは難しそうに見えるだけです。
知恵を使えば、きちんと乗り越えられます。
むしろ次々トラブルが起こることを喜んでください。
それは、きちんと物語が進んでいる証拠です。
ロールプレーイングゲームで次々トラブルが起こるのは、きちんと物語が前に進んでいる証拠ですが、人生でも同じです。
次々トラブルが起こるのは、人生の駒が前に進んでいる証拠です。
客観的に見てください。
トラブルが起こっていても、それを乗り越えるたびに、レベルアップがあったり人生のステージが変わったりしているはずです。
トラブルが解決したからといって油断しないでください。
トラブルが解決したら、次のトラブルに向けて構えてください。
「さあ、次はどんなトラブルがやってくるかな」と。
トラブルは次々起こるものと思えば、どっしり構えていられます。
心の準備ができていれば、トラブルが起こっても焦ることはありません。
「はい、またトラブルですね。お待ちしておりました」という感じになって、落ち着いて対処できます。
トラブルは「イベント」と言い換えましょう。
「トラブル」と呼ぶから、ネガティブな感じが強くなります。
「イベント」と呼べば、ポジティブな感じに変わります。
心待ちにしているトラブルは、楽しくて刺激的なイベントです。
ひともんちゃくを、悪い意味ではなく、いい意味として捉えてください。
大変なトラブルであればあるほど、楽しいイベントになります。