白のTシャツやズボンがあります。
「白は、汚れが付いたとき目立つから嫌だ」という人は多い。
白の衣類は、小さな汚れでも目立ちます。
ちょっとでも汚れると「しまった!」と焦って、その日は憂鬱になるでしょう。
無理に取ろうとするとにじんでしまい、ますます不格好になります。
汚れが目立ちやすい白を避けて、汚れが目立ちにくいダークカラーを好む人は少なくありません。
ダークカラーの衣類であれば、汚れても目立ちにくいので気楽です。
普段はダークカラーのファッションが基本になっている人も多いのではないでしょうか。
もちろんダークカラーの衣類もいいのですが、振る舞い方を向上させたいなら、あえて選ぶことをおすすめします。
白の衣類は、丁寧な振る舞い方を教えてくれる先生だからです。
「振る舞いを洗練させたい」
そう思ったら、白の衣類が最適です。
白の衣類は、少しでも雑に動くとすぐ汚れます。
言い方を変えると「不作法が許されない」ということ。
白の衣類は油断が許されず、きゅっと気持ちが引き締まります。
汚れないように手元や足元に注意が向いて、一挙手一投足が慎重になります。
自分の動作に注意を払うようになることで、結果として、振る舞いが丁寧になります。
白のデメリットは、見方を変えれば、メリットです。
「汚れが目立ちやすい」というデメリットは「振る舞いが丁寧になる」というメリットに変わります。
うっかり汚れが付いたときは、ペナルティーと考えましょう。
油断をしたペナルティーです。
少し恥ずかしい気持ちになりますが、お金を失うわけではありません。
目立つ汚れを見ながら「次から気をつけよう」と反省が促されます。
白には清潔感があるので、あなたの印象アップにも効果的です。
白の衣類で振る舞いが上品になり、清潔感でさらに印象もよくなるでしょう。
いつも避けてばかりでは、白の衣類の出番がありません。
たまには勇気を出して白の衣類を身につけてみてください。
普段ダークカラーの利便性に甘んじている人ほど、たまには白の衣類に挑戦です。
白の衣類は、丁寧な振る舞い方を教えてくれる先生です。