疲れて自宅に帰ったとき、衣類を脱ぎ捨てていませんか。
ベッドの上に上着を脱ぎ捨てる。
脱いだ靴下を床に上に放置する。
帽子やマフラーを投げ飛ばす。
疲れているときは、一刻も早く身軽になりたいと思うもの。
体にまとわりついているものを取っ払いたくなります。
衣類を脱いだとき、すかっとした快感があります。
開放感といい爽快感といい、たまらないものがあるでしょう。
背負っていた重荷を下ろしたかのようで、身軽に感じられます。
衣類を脱ぐと、体を締め付けていたものがなくなって、リラックスできます。
「ハンガーに掛けたほうがいい」「洗濯かごに入れたほうがいい」と頭ではわかっていても、疲れているときは面倒に感じるもの。
部屋に帰れば、勢いよくぱっと脱ぎ捨てるのが癖になっている人も多いのではないでしょうか。
ありがちな光景ですが、これはよくありません。
衣類を脱ぎ捨てると、神様から残念に思われます。
神様は、脱いだままの衣類を「ごみ」と見なします。
せっかく部屋がきれいに掃除されていても、脱いだままの衣類が散乱していては台無しです。
部屋に脱いだままの衣類があると、神様は、ごみの散らかった部屋と勘違いします。
「おやおや、部屋のごみが増えましたね」
「こんなところにごみを散らかしてはダメじゃないか」
「こんなに大きなごみがあるのに気づかないの?」
神様から厳しいお叱りを受けることになるでしょう。
部屋の掃除をサボっていると見なされ、運やチャンスを没収されてしまうのです。
自宅に戻ったら、一踏ん張りしてください。
疲れているときは、ちょっとした動作すら面倒に感じますが、あなたの品性にかかわる場面です。
脱いだ上着は、ハンガーに掛けましょう。
脱いだ靴下は、洗濯かごに入れましょう。
帽子やマフラーは、所定の場所に置きましょう。
面倒に感じるとはいえ、大きな手間ではないはずです。
ほんの少し余分に頑張るだけのこと。
実際はほとんど時間もかからず、一瞬で終わります。
神様から愛されたいなら、衣類を脱ぎ捨てるのをやめることです。
脱ぎ捨てるのではなく、きちんとできる人が、神様から愛されます。