いいことをするのは意外と簡単です。
次のことを心がけてください。
「嫌なことがあったとき、暗い表情にならず、明るい表情でいる」
これだけでいいのです。
嫌なことがあったときは、暗い表情になりがちです。
悲しいときは、元気のない表情になります。
いらいらしたときは、しかめ面になります。
心が傷ついたときは、暗い表情になるでしょう。
元気を失えば、無表情になるでしょう。
嫌なことがあって心がダメージを受けたのですから、表情が悪くなるのも当たり前のことに思えます。
ここに「いいこと」を増やすポイントがあります。
嫌なことがあったとき、暗い表情にならず、明るい表情でいましょう。
明るい表情でいるだけで「いいことをした」ということになるからです。
「いいこと」というのは、奉仕活動や貢献活動だけを指すのではありません。
善良な行い全体を指すのであって、スケールの大きさは関係ありません。
嫌なことがあったとき、明るい表情でいることも、れっきとした「善良な行い」の1つです。
「嫌なことがあったにもかかわらず、明るい表情を維持できた」ということです。
これは素晴らしいことです。
不機嫌な表情にならずに済みました。
心は暗くなっても、表情は明るく保てました。
感情に流されることなく、自分をコントロールできました。
なかなか普通の人ができないことを達成できました。
だから「いいことをした」ということになるのです。
実際はいらいらしていてもいいのです。
心の中は不機嫌であっても、表情だけは笑顔でいましょう。
「そんなことはできない」と思うかもしれませんが、気力を振り絞って明るい表情でいてください。
明るい表情でいれば、立ち直りも早くなります。
嫌なことがあったとき笑顔でいるだけですから、あなたの心がけ次第で今すぐできます。
腹が立っても心が傷ついていても悲しくてつらくても、笑顔を振りまきましょう。
嫌なことがあって表情が悪くなりそうでも、自分を律して明るい表情でいることです。
にこにこした笑顔を絶やさず、常に明るく振る舞うことです。
小さなことに感じるかもしれませんが、素晴らしいことであり、善良な行いの1つです。
嫌なことがあったとき、笑顔でいるだけで、いいことをしたことになるのです。