「昨日はいいことがなかった」
「今日もいいことがなかった」
「最近、何もいいことがない」
そう思うなら誤解です。
本当に何もいいことがないのでしょうか。
いいえ、違います。
私たちの身の回りでは、いいことがたくさん起こっています。
もちろんあなたにも、すでにいいことが起こっています。
しかもたくさん起こっています。
「常にいいことが起こっている」と言っても過言ではありません。
「いいことがない」は勘違いです。
今この瞬間も、いいことが起こっている最中です。
なぜいいことがないと感じるでしょうか。
気づいていないからです。
「悪いことは気づきやすく、いいことは気づきにくい」という心の傾向があります。
悪いことは痛みが伴う一方、いいことはそれがないため、なかなか気づきにくい。
いいことは「あるのが普通」「それがあって当たり前」という感覚があります。
いいことがあっても、気づかなければ「ない」と解釈してしまいます。
心のセンサーが鈍感になっていて、あるのに「ない」と勘違いしています。
幸運や幸福に恵まれていても、それに気づいていません。
まず鈍感な自分に気づきましょう。
いま一度、五感を研ぎ澄ませましょう。
視野を広げつつ、心の解像度を上げてください。
精神を集中させ、心のアンテナの感度を高めましょう。
大きなことばかりに注目するのではなく、小さなことにも注目しましょう。
当たり前の大切さを見直して、あらためて感謝しましょう。
そうすれば、いいことが起こっていることに気づけます。
「ここにいいことがあるね。おや、ここにもいいことがあるね。あそこにもたくさんある!」
世界の見え方が変われば、いいことがたくさん見つかって驚くはずです。
あなたは、今日もいいことが起こっています。
今この瞬間も、いいことが起こっている最中です。
あなたは毎日、いいことに囲まれて生きているのです。
あなたは今、とんでもなく恵まれているのです。