執筆者:水口貴博

何もいいことがないときの30の言葉

22

誰とも話さない日もあっていい。ただし、長期にならないこと。

誰とも話さない日もあっていい。ただし、長期にならないこと。 | 何もいいことがないときの30の言葉

誰とも話さない日はあっていいのでしょうか。

もちろん「あっていい」です。

何ら問題ありません。

世間では「誰とも話さないのはよくない」という風潮がありますが、それに流されないことです。

大きなお世話です。

誰とも話さない日があると、世間から隔離され、社会から追放されているような錯覚を覚えるかもしれません。

「いけないことをしている」という感覚があって、不安な気持ちになるかもしれません。

しかし、それは考えすぎです。

まったく自分を責める必要はありません。

一人暮らしで休日に外出することがなければ、誰とも話さない日もあるでしょう。

別に特別なことではなく、日常よくあることです。

もともと人と接するのが苦手で、あまり人と関わりたくないという人もいるはずです。

落ち込んでいて誰とも話したくないときは、1日ずっと部屋にいて、人との関わりを避けることがあるもの。

自営業者で職場が自宅であれば、1日ずっと部屋にいることになるため、誰とも話さない日があるのは珍しくありません。

1人の時間を大切にしたくて、孤独の環境を作った結果、誰とも話さない日ができることもあるでしょう。

人生では誰とも話さない日もあります。

生き方は人それぞれです。

誰とも話さない日は、たっぷり1人の時間を楽しめる素晴らしい1日です。

自分が納得しているなら、有意義な過ごし方になるでしょう。

誰とも話さない日も、日常であることに変わりはなく、れっきとした人生です。

長期にならないよう注意する

ただし、注意点があります。

誰とも話さない日はあっていいのですが、長期にならないよう注意してください。

数日程度ならいいですが、何週間・数カ月にわたって誰とも話さない状態が続くのはよくありません。

「声帯が衰える」「コミュニケーション能力が失われる」といった悪影響もありますが、それ以上に重要な理由があります。

それは「アイデンティティーの喪失」です。

人は、人間関係の中で自分のアイデンティティーを確認する生き物です。

人と接しない時間が長くなるにつれて、自分の存在や価値の認識が薄らぎます。

自分が自分でなくなってしまうような感覚を覚えてきます。

だんだん生きた心地がしなくなってきて、結果として、自分のアイデンティティーが失われてしまうのです。

誰とも話さない日はあっていいですが、なるべく一時的・短期的で済ませましょう。

直接会うのが難しければ、電話やチャットだけでもかまいません。

何らかの形で人と接触して、コミュニケーションを取るようにしましょう。

何もいいことがないときの言葉(22)
  • 誰とも話さない日も、人生の一部として肯定する。
  • ただし、長くなりすぎないように注意する。
「どうでもいい」は、思考停止を促す言葉。

何もいいことがないときの30の言葉

  1. 何もいいことがないのではない。
    いいことに気づいていないだけだ。
  2. 何もなかった日は、トラブルが起きなかった日。
    素晴らしい平和を実現できた1日。
  3. おいしいものを食べるだけで、いいことになる。
  4. 好きなことを我慢しない。
    好きなことにもっとお金をかけよう。
  5. 1週間に1回は、3つのことを流そう。
    「汗」「涙」「嫌なこと」。
  6. 元気を出すために本を読むなら、活字が大きくて、文字数が少ないものがいい。
  7. サービスの悪いお店は、運を奪い取られる。
    サービスのいいお店は、運を分け与えてもらえる。
  8. 神様からのご利益がないのではない。
    神様からのご利益に気づいていないだけだ。
  9. 踏んだり蹴ったりの1日でも、1つはいいことがあるはずだ。
  10. 恥ずかしがらずに、1人で高級レストランを楽しむ方法。
  11. あなたの頭では毎日「0.3ミリの奇跡」が起こっている。
  12. はやっていることは、頑固に拒むのではなく、素直に乗っかってみる。
  13. 「何か面白いことはない?」と聞かれたらこう答えよう。
    「面白いことだらけだよ」
  14. 飽食の時代に生まれただけで、あなたはすでに運がいい。
  15. 挨拶をされないのは、あなたが挨拶をしないから。
  16. 珍しい経験をするために、お金を払おう。
    「珍しい」というだけで、お金を払う価値がある。
  17. ぼんやりした時間を作って楽しもう。
    ぼんやりした時間が、楽しい人生を作り出す。
  18. 「最近面白いことがない」と言う人は、本屋に駆け込もう。
  19. 電車に乗ったら、車窓から景色を楽しもう。
    車窓からの景色は、電車が存在する現代だから楽しめる贅沢。
  20. 「今日は何かアクシデントがある」と思って出かけよう。
    何もないだけでラッキーと喜べる。
  21. この世で最もお金がかかる趣味とは。
  22. 誰とも話さない日もあっていい。
    ただし、長期にならないこと。
  23. 「どうでもいい」は、思考停止を促す言葉。
  24. 嫌なことがあったとき、明るい表情でいるだけで、いいことをしたことになる。
  25. 「何もなかった」を「すこぶる順調だった」と言い換えるだけで、見える景色が明るく変わる。
  26. 外出しなかった日も、きちんとお風呂に入ろう。
  27. 極楽は、バスタイムにある。
  28. 健康診断の結果が「異常なし」であっても、受診した意味はある。
  29. 「今日は何もいいことがなかった」と思うのはまだ早い。
    日付が変わるまで諦めない。
  30. 何もなかった日は、感謝の言葉で1日を締めくくろう。
    「今日も平和な1日をありがとうございます」

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