過去を振り返ったとき、嫌なことを思い出すことがあるでしょう。
過去の失敗、恥ずかしい思い出、赤面した出来事。
もちろん嫌なことを思い出してもいいのです。
嫌な経験を思い出すことで、反省や教訓を得ることがあります。
後になって思い出したとき「恥ずかしいことをしてしまった」と赤面することもあるでしょう。
「ああすればよかった」「次からこうしよう」と教訓が得られることもあるでしょう。
嫌な出来事を思い出すこと自体は悪いことではありません。
ただし、嫌なことを思い出すときのお約束があります。
不快感を引きずらないことです。
嫌なことを思い出したとき、当時の不快な気持ちもよみがえりますが、不快感を引きずるのはNGです。
くよくよしたところで仕方ありません。
小さなことにこだわって思い悩んでいると、体力や精神力を消耗します。
不毛な無駄な時間が過ぎてしまいます。
一度くよくよし始めると、ネガティブのスイッチが入ってしまい、どんどん暗い気持ちがエスカレートします。
不快感になったまま、気持ちが切り替えられないと、悪循環に陥ります。
すぐ気持ちを切り替えましょう。
悪循環に陥る前に気持ちを切り替え、明るい方向を向くことです。
もし気持ちを切り替える自信がないなら、最初から嫌なことを思い出さないことです。
思い出しそうになっても、手前でとどまり、考えないようにするのが賢明です。
家事や仕事で忙しくしたり、運動で体を動かしたり、わざと太陽の光を浴びに行ったりすれば、気持ちを紛らわせられます。