幸せな人が必ず意識していることがあります。
それは「バランス」です。
幸せな人には、必ず「バランス」があります。
しかも美しく整っているのが特徴です。
もちろんバランスが絶対悪くなってはいけないわけではありません。
一時的であればいいのです。
たとえば勝負所です。
勝負所では一点に集中しなければいけません。
集中すればするほど、ほかがおろそかになったり視野が狭くなったりして、バランスが悪くなるでしょう。
しかし、それはあくまで勝負所の話です。
バランスが悪くなることはあっても一時的です。
普段からバランスの悪い状態が続くのはよくありません。
家族を犠牲にして仕事ばかりしている人は、幸せではありません。
幸せな人は、仕事をしつつも家族を大切にしています。
効率ばかりを考え、無駄を排除している人は、幸せではありません。
無駄を排除することは、人生から遊びと余裕をなくすことになるため、幸せでなくなることになります。
幸せな人は、効率を考えつつも、たまには無駄なことを楽しんでいます。
無駄なことであっても、いつか成長の糧になることを知っているからです。
偏った食事をしている人は、幸せな人ではありません。
幸せな人は、栄養のバランスを考えて食事をしています。
さまざまな食材を食べ、過不足がないよう、バランスを取っています。
私たちの体は、食べたものからできています。
バランスのいい食事をしているから、健全な心と健康的な体ができあがります。
心身の調子もよくなり、パワフルでいられます。
「仕事ばかり」「プライベートばかり」はよくありません。
幸せな人は、仕事とプライベートのバランスが取れています。
仕事をするときは徹底的に集中して、プライベートを楽しむときはたっぷり楽しみます。
仕事とプライベートは相関関係があります。
仕事がたっぷり疲れるからプライベートも充実して、プライベートを楽しむからエネルギーが満たされ、また仕事に打ち込めます。
自分の異変に気づいてください。
完全にバランスを崩してからでは、立て直すのが大変で時間もかかります。
もしくは不可能になります。
少し偏っていると感じたら、いったん足を止めて生活を振り返り、バランスを整えましょう。
少し偏っている程度なら、まだ間に合います。
小さな力で元に戻しやすくなり、バランスのいい状態に立て直せます。
バランスが悪くて困ることはあっても、よくて困ることはありません。
幸せな人になりたいなら、常にバランスを心がけるようにしましょう。