あなたは生活の中には、どれだけ「我慢」が存在していますか。
もちろん必要な我慢もあるでしょう。
子どものころとは違って、社会人であれば、我慢をすることも増えます。
年齢を重ねていくにつれて、理性的な行動が求められます。
世話をしたり責任を負ったりする立場であれば、それだけ我慢する機会も増えていくでしょう。
あるいは、時間やお金が限られているため、なかなかアクションを起こせないこともあるはずです。
しかし、ご機嫌でいたいなら、過度の我慢はよくありません。
生活に我慢が多ければ多いほど、ご機嫌でいるのは難しくなります。
我慢とは、精神的苦痛です。
我慢が増えるにつれて精神的苦痛も増えていき、元気が出にくくなり、気持ちまで落ち込んできます。
我慢の蓄積は、ストレスの蓄積です。
疲れた表情になっていて、気づけば不機嫌になっているのです。
我慢を「美徳」と思っているなら、あらためて考え直したほうがいいでしょう。
普段から我慢のある人は、特に要注意です。
もう余計な我慢はやめましょう。
できるだけ我慢のない生活を送ることです。
自分に「無理しないで」と優しく声をかけ、我慢しないことを許してください。
食べたいものがあれば、食べましょう。
欲しいものがあれば、買いましょう。
やってみたいことがあるなら、思い切って始めてみましょう。
自分を解放して、自由を手に入れようではありませんか。
我慢が減るにつれてストレスが軽くなり、快適が増えます。
心が躍り始め、わくわくどきどきすることが増えます。
にこにこすることが増え、幸福感も高まっていくのです。
「我慢をなくすなんて無理だ」
そう思うかもしれませんが、もちろん完全に我慢をゼロにしろと言っているわけではありません。
余計な我慢を減らすだけでいいのです。
「これは健康によくない」「これは夢の妨げになる」といった我慢は、すべて必要ありません。
生活から我慢をすべてなくすのは難しくても、減らすことならできるのではないでしょうか。
どうしても避けられない我慢もありますが、できることから始めていきましょう。
我慢がなくなるにつれて快適になっていき、ご機嫌になっていけるのです。