逃げ癖のある人は、悪いほうに考える癖が目立ちます。
仕事があれば「難しそう。大変そう。自分にできるだろうか」と悪いほうに考えます。
宿題があれば「面倒くさい。つまらないだろう。途中で挫折しそう」と悪いほうに考えます。
出会いがあれば「怖い。恥ずかしい。仲良くなれるだろうか」と悪いほうに考えます。
悪いほうに考える癖があると、だんだん気持ちが暗くなっていき、やる気も元気も失われていきます。
たとえポジティブな出来事でも、悪いほうに考える癖があるかぎりネガティブに感じます。
ストレスやプレッシャーが増え、不快感が強くなる一方。
いずれ耐えきれなくなり、逃げたくなるのです。
受け止め方を考えましょう。
悪いほうに考えるのではなく、良いほうに考えるのです。
一見すると、面倒でストレスが多く感じても、そのことによって得られる何かがあるはずです。
ポジティブ思考のスイッチを入れましょう。
何事も良いほうに考えることが大切です。
「難しい仕事」と考えるのではありません。
「難しい仕事だから新しいスキルを身につけられる。ほかの人と差をつけるチャンス」と考えましょう。
「面倒な宿題」と思うのではありません。
「面倒な宿題だから早く片付けてしまおう。根気と集中力も鍛えられる」と考えましょう。
「恥ずかしい出会い」と考えるのではありません。
「恥ずかしい出会いだからこそ印象的になるだろう。きっと素晴らしい出会いになるはずだ」と考えましょう。
どんなことでも良いほうに考えること。
「何が何でも良いほうに考えてやる!」と思うくらいでいい。
これが、ポジティブ思考です。
「良いことがない」と思うなら、まだ見つけていないだけです。
物事には、2面性があります。
悪い面があるなら、必ず良い面もあります。
見方や考え方を変えれば、必ず良いことが見つかります。
たとえ悪いところがあっても、受け止め方を変えて、ポジティブに変えましょう。
悪く考える癖がついているなら、良いほうに考える癖をつけてください。
笑顔になれるポイントがどこかにあります。
良いほうに考える癖をつければ、仕事も勉強も人付き合いもうまくいきます。
人生が明るくなり、幸福度が高まるのです。