逃げ癖のある人は、マイナス面ばかり見ています。
短所・弱点・デメリットなど、悪いところばかり注目しています。
もちろんマイナス面があるのは事実なのでしょう。
マイナス面が目立てば、気になるのは当然のこと。
リスクに備えて懸念点や問題点を確認するのは、むしろ必要です。
マイナス面を知ることで、判断や決断を正しく行えるようになります。
だからといって、マイナス面ばかり見ているのはよくありません。
マイナス面ばかり見ていると、どんどん不安が膨らんでいき、暗い気持ちになります。
「ここも悪い。あそこも悪い。悪いところばかり」と思うようになる。
恐怖感や絶望感につながることも少なくありません。
精神的に苦しくなって耐えきれなくなり、その場から逃げたくなるでしょう。
特に逃げ癖のある人は、マイナス面ばかり熱心に集中して、プラス面をスルーしている傾向が顕著です。
思考パターンを変えましょう。
マイナス面ではなく、プラス面を見る習慣をつけましょう。
どんなに嫌なことでも、自分のプラスにつながることがあるはずです。
たとえば、難しい仕事があるとします。
マイナス面がたくさんあっても、できるだけ見ないようにします。
そもそも逃げ癖が強いなら、プラス面だけ見て、マイナス面は無視してもかまいません。
どれだけたくさんマイナス要素があっても、無視すれば、見えなくなります。
代わりにプラス面を見るようにしましょう。
メリットに注目すると、有意義であることがわかります。
「自分のためになる」「将来に役立つ」といったポジティブな感覚が持てると、感じ方が変わります。
「大変だから逃げたい」から「大変だから挑戦したい」に変わります。
どんなに嫌なことでも、見方や考え方を考えれば、有意義な点が見つかるはずです。
つまらないことであっても、発想を転換すれば、楽しいところ・面白いところが見つかるでしょう。
発想の転換をして、ポジティブに受け止めるようにしましょう。
ポジティブに受け止めれば、マイナスがプラスに変わり、不快感が快感に変わります。
たとえ苦労が多いことでも、ポジティブに考えれば、ストレスが半減します。
「お得だね」「メリットがあるね」「自分のためになるね」とわかれば、逃げる考えは浮かばなくなります。
マイナス面よりプラス面を見るようにしましょう。
プラス面を見れば、追いかけたくなるのです。