引っ込み思案を改善するなら、アンケートの協力が役立ちます。
アンケートは基本的に任意です。
書いても書かなくても自由です。
アンケートは、懸賞付きのタイプを除いて、書いても見返りはありません。
アンケートがあっても「面倒くさい」「書いたところで仕方ない」と、スルーすることが多いのではないでしょうか。
しかし、引っ込み思案の人にとって、アンケートに協力することには大切な意味があります。
アンケートの協力は、自ら進んでメッセージを伝えることになります。
自発的に「私はこう感じました、こう考えています」という気持ちや考えをアピールすることになる。
つまり、アンケートに協力することで、主体性と積極性が養われ、引っ込み思案の克服につながるのです。
日常生活の中でアンケートに触れる機会があれば、ぜひ協力していきましょう。
たとえば、ファミリーレストランに行くと、テーブルの上にアンケート用紙があるでしょう。
「お客さまの声を聞かせてください」といった内容で、任意のアンケートが用意されています。
もし時間に余裕があれば、ぜひアンケートを書いて、提出してみましょう。
よかったところ、改善してほしいところ、そのほか感じたこと。
伝えたいメッセージがあれば、ぜひ積極的にアンケートに協力しましょう。
おいしかった料理や店内の雰囲気など、評価したいことがあれば、あわせて書いておくといいでしょう。
お店にとってもお客さまのフィードバックは、料理や接客サービスの改善に役立つので喜ばれます。
舞台を見に行くと、出入り口付近にアンケートボックスが設置されているでしょう。
舞台を見終わってそのまま退出するのもいいですが、時間に余裕があれば、アンケートに協力してみませんか。
改善点や気になった点などを記入すれば、舞台改善に役立ちます。
「素晴らしかったです!」という一言だけでもいいのです。
感謝の一言だけでも、役者や関係者たちの励みになります。
「アンケートは読まれない」と思うかもしれませんが、誤解です。
アンケートは、1枚残らず、きちんと関係者に読まれています。
アンケートを読む人は「わざわざ貴重な時間を割いて書いてくれた。ありがたい」と思っています。
短い一言でもいいので、何かコメントを残すといいでしょう。
アンケートに協力する心がけは、ホテル・美術館・博物館といった場所でも同じです。
書くのに少し手間暇はかかりますが、引っ込み思案を克服するステップの1つです。
人と対面で伝えるわけではないため、恥ずかしがり屋でも取り組みやすいはずです。
あなたが書いた1枚のアンケート用紙には、世の中に影響を与える力があるのです。