引っ込み思案を克服するために、宣言となるものを書きましょう。
それは「宣誓書」です。
フォーマルですが、だからこそいいのです。
引っ込み思案は、自分の内面を変える必要があるため、きちんと宣誓書を作っておくと効果的です。
もちろん宣誓書を書いただけで、すぐ克服できるわけではありません。
紙に宣誓の言葉を書くだけのこと。
難しいことでもなく、簡単に誰でもできます。
では、なぜ宣誓書を書くのか。
決意が固まるからです。
引っ込み思案を克服するためには、考え方や行動パターンを変える必要があります。
自分に変化をもたらし、受け入れるためには「決意」が必要です。
何事も決意が大事です。
きちんと宣誓書を書くと「必ず成し遂げる!」という決意が生まれます。
決意が生まれることで気持ちが引き締まり、挑戦や困難に、勇気を出して挑めるようになるのです。
「わざわざ宣誓書を書くなんて大げさすぎる」
面倒な気持ちもあるかもしれませんが、少なくとも決意が固まり、引っ込み思案が克服につながるのは間違いありません。
本気で引っ込み思案を克服したいなら、宣誓書は必ず役立ちます。
さあ、次の言葉を書いてください。
宣誓書ですから、思うのではなく、紙に書くことが必要です。
「私は引っ込み思案を、必ず克服します」
必ず言い切る形で書きましょう。
「克服したい」「克服できればいい」などでは決意が中途半端になります。
「必ず克服します」と言い切ることで、決意が最も強く固まります。
筆記用具は、鉛筆ではなく、マジックペンやボールペンで書きましょう。
消しゴムでは消えない字でしっかり書くことが大切です。
筆や万年筆のようなフォーマルな筆記用具を使えば、ますます効果的です。
自分の人生を変えるつもりで、指先に力を込めながら書きましょう。
宣誓文は、引っ込み思案を克服した自分をイメージしながら書くといいでしょう。
書いた紙は、部屋の目立つ場所に貼っておくといいでしょう。
部屋やトイレの壁に貼っておけば、生活の中で自然に見ることができます。
目立つ場所に貼るのに抵抗があるなら、手帳に書き込んでもかまいません。
毎日見ることができる状態にしておきましょう。
宣誓書を書くだけなら、それほど時間はかからないでしょう。
ゆっくり書いたとしても、せいぜい1分程度で書けるはずです。
たった一言ですが、効果は絶大です。
宣誓書は、1枚だけでなく、2枚や3枚書いてもかまいません。
たくさん書いておけば、それだけ決意も強く固まります。
たかが宣誓書、されど宣誓書。
宣誓書には、運命を変える力があります。
小さなことですが、大きな1歩です。