明るい性格になるためには、この世のあらゆる考えを否定せず、受け止めることが大切です。
全部を完璧に受け止めるわけではありません。
「そういう考え方もあるな」というふうに、いったん受け止め、自分の中に吸収するだけでいいのです。
「自分とはそりが合わない」と言って、最初から否定すれば、疲れる人生を歩んでしまいます。
「この考えが正しい。あの考えはダメだ」と考えるのではありません。
「この考えも正しい。あの考えも正しい」と考えるようにするのです。
そうするとあなたは悟ったかのように、いつかあることに気づきます。
答えは無限にあるということです。
自分の考えは、自分の考えです。
あなたが考えたことですから、間違いない、自分の考えです。
逆に、相手の考えも相手しだいです。
相手に自分の考え方を押し付けるのではなく、むしろ相手の考え方も受け入れていく姿勢が大切です。
受け入れていく姿勢になったとき、あなたは柔らかい人になれます。
「柔らかい人」とは、つまり「臨機応変に対応できる人」ということです。
いろいろな考え方にぶつかっても、柔軟に対応できます。
いろいろな出来事も、柔軟に考えることができるでしょう。
否定という苦しみから脱することができるようになります。
暗い人は、常に何か自分と相反するものを心の中に秘めています。
何もかもに疑いを持ってしまい、信じられず、弱くなってしまうのです。
逆に明るい人は「何でも受け入れる姿勢」を持っています。
何事も否定しないことです。
自分と合わないことがあっても、まず受け入れるのです。
あなたはいつでもどこでも誰とでもうまくやっていくことができる、明るい考え方を持つことができるようになるのです。