晴れやかな気持ちになる簡単な方法があります。
「ありがとう」と書くだけでいいのです。
さあ、白紙の紙を取り出し「ありがとう」と書いてみましょう。
嬉しいことがあって「ありがとう」と書くのではありません。
嬉しいことがなくても、まず「ありがとう」と書いてみます。
ゆっくり丁寧に書きましょう。
心を込めて書くのがポイントです。
これだけで、心の中に青空が広がるのを実感できるでしょう。
だんだん心が明るくなり、ポジティブな感情が湧いてくるはずです。
この不思議な現象には理由があります。
私たちが「ありがとう」と言う場面は、感謝をする場面が一般的です。
脳の中で「感謝をしたいとき=ありがとう」という関連性が結びついています。
そのため「ありがとう」と書くことで、一緒に感謝の気持ちも思いだし、心にポジティブな感情が広がっていくのです。
誰かに「ありがとう」と言っている場面を想像しながら書くと、現実性が増して、ますます効果が高まります。
「ありがとう」と書いただけで、本当に嬉しい出来事が起こったような錯覚が得られます。
自然と嬉しい気持ちが湧いてきて、気持ちが明るくなっていくはずです。
この方法は、心がむしゃくしゃしているときも有効です。
不愉快なことがあって心が乱れているときも「ありがとう」という字を書いてみてください。
平常心を取り戻し、晴れやかな気持ちになっていくでしょう。
気づけば、むしゃむしゃしていたことすら忘れているはずです。
1回書くだけでも効果はありますが、何回か繰り返すと、ますます効果的です。
どんなにむしゃくしゃしていても、何十回も「ありがとう」と書けば、必ず落ち着きます。
何度も繰り返していると、だんだんテンションが上がってきて、手書きの手紙まで書きたくなってくるでしょう。
平凡な方法ですが、効果は強力です。
晴れやかな気持ちになりたいときは、紙に「ありがとう」という字を書きましょう。