執筆者:水口貴博

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

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「ありがとう」が、相手を元気づける。

「ありがとう」が、相手を元気づける。 | 落ち込んでいる人を元気づける30の方法

友人と仲良くするためのキーワードは「ありがとう」です。

「ありがとう」なしに、よい友人関係は構築できないと言っても過言ではありません。

逆を言えば「ありがとう」がきちんと言える人は、人と仲良くやっていけます。

これは相手が、男でも女でも、年上でも年下でも、日本人でもアメリカ人でも、大切な言葉なのです。

この「ありがとう」が、実は落ち込んでいる人を元気づけるときにも、大いに効果を発揮します。

「話を聞かせてくれてありがとう」

この「ありがとう」が元気づけるための言葉になるのです。

「感謝された。話してよかったんだ」と、ほっとしてくれます。

どういうわけか人間関係では、ありがとうは鏡のような動きをします。

私が「ありがとう」と言うと、相手も「ありがとう」と言い返してきてくれます。

相手が「ありがとう」と言ってくれると、私も「ありがとう」を言いたくなります。

「ありがとう」は、プラスのパワーを持っています。

冗談でもいいので「ありがとう」をどんどん口にすることで、どんどん明るく楽しくなれる魔法の言葉なのです。

私が「話を聞かせてくれてありがとう」と言うと、相手も「こちらこそ、話を聞いてくれてありがとう」と言ってくれます。

気持ちのよい会話です。

たとえ、ささいな暗い話でも、最後を「ありがとう」で締めくくることできれいに締めくくれます。

私は本の中では「ありがとう」は「魔法の言葉」と表現しています。

単なるメルヘンチックな表現で使っているのかと思うかもしれませんが、とんでもないです。

「ありがとう」を魔法と呼べるにふさわしいパワーを持っていると、本気で思っています。

「魔法の言葉」と言い切っているのです。

落ち込んでいる人を元気づける方法(22)
  • 「話を聞かせてくれて、ありがとう」と言う。
落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

  1. 落ち込む原因は2つのみ。
    能力と存在。
  2. 大失敗は、大成功。
  3. 「存在」の欠乏から立ち直るには、時間がかかる。
  4. 人間は、何かに寄り添っていかないと、生きていけない。
  5. 人間には、理解してもらいたい欲求がある。
    話を聞いてもらえるだけで癒される。
  6. 話を聞くときには、話を折らないことが大切。
  7. 相槌を打つと、話が進んでいく。
  8. 落ち込んでいる人に対して「頑張れ」は禁句。
  9. 相手の心の中まではわからない。
    「わかる」は禁句。
  10. 一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。
  11. 言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。
  12. 特別に接しない。
    普通に接することが大切。
  13. 成長するためには、落ち込むことが必要。
  14. 励ませば励ますほど落ち込む。
  15. 現実逃避が、落ち込み逃避になる。
  16. 話を聞くときには、2人きりになるのが大切。
  17. 愚痴を吐き出せば、最後は笑いで締めくくることが大切。
  18. 話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。
  19. とにかく相手の話を否定しない。
  20. 話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。
  21. 暗い表情だから暗くなる。
    明るい表情だから明るくなる。
  22. 「ありがとう」が、相手を元気づける。
  23. 落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。
  24. 褒められることで、自信がつく。
    元気づけることとは、褒めること。
  25. 褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。
  26. 元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。
  27. 元気づけることとは、教えてもらうこと。
  28. ただ、そばにいてくれるだけでいい。
  29. 落ち込んでも、自然と立ち直る。
    そっとしてあげることも大切。
  30. 落ち込むことで強くなる。
    落ち込めることに感謝しよう。

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