収納は、いっぱいに詰め込んでは赤信号です。
いっぱいに詰め込んでいると取り出すときが大変になり、戻すときも大変になります。
いずれおっくうになり、片付けるのが面倒になります。
そのうえ、見た目からして余裕が感じられません。
100パーセントまでぎゅうぎゅうに入っていると「収納している」というより「詰め込んでいる」印象を受けてしまいます。
収納をいっぱいにすると、収納上手であるように思われますが、取り出すときと戻すときのことを考えていないのです。
本当に収納上手な人は、いっぱいにはせず70パーセントくらいに止めておきます。
そうすることで取り出しやすくて戻しやすく、見た目にも余裕が感じられます。
100パーセントの状態に詰め込むことが整理整頓ではなく、余裕のある状態できれいに揃っていることが整理整頓なのです。
学校のテストでは100点は優秀ですが、収納に限っては、100パーセントは100点ではないのです。