執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

12

「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。

「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。 | あがり症を克服する30の方法

あがり症の人が注意したい禁句が、2つあります。

  • 「緊張するかもしれない」
  • 「あがってしまうかもしれない」

あがり症の人がこの言葉を考えないのは不可能に近いかもしれません。

あがり症の人なら、誰でも緊張への不安や恐怖を感じて当然です。

禁句どころか、考えずにはいられない言葉でしょう。

常に考えている人もいるかもしれません。

しかし、それがよくない。

声に出さなくても、心の中で思うだけでもよくありません。

「緊張するかもしれない」と思えば、緊張を考えてしまいます。

「あがってしまうかもしれない」と考えれば、あがっている自分を想像してしまいます。

思うだけであっても、強迫観念のスイッチを入れてしまいます。

不安や心配が増幅され、ますます緊張を促す結果になるのです。

「緊張するかもしれない」「あがるかもしれない」と考えそうになれば、別のことをして気持ちを紛らわせましょう。

本を読む、音楽を聴く、散歩をする。

友人との雑談で、気分転換をするのもよし。

もちろん仕事に集中するのも効果的です。

とにかく「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えないことです。

難しいかもしれませんが、できるだけ挑戦してみてください。

ネガティブを考えないことも対策の1つ。

考えないだけで、余計な緊張を抑えられます。

あがり症を克服する方法(12)
  • 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」は禁句にする。
あがるから話せなくなるのは誤解。
話さないからあがってしまうのだ。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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