執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。

あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。 | あがり症を克服する30の方法

あがってしまうのは、自分の仕事に集中できていない証拠です。

自分では集中しているつもりであっても、実際は「形だけ」になっている可能性があります。

あがっているなら、もっと集中できるはずです。

本来自分がすべき仕事に集中していれば、ほかを考える余裕はなくなります。

たとえば、大好きな趣味に没頭していると、空腹を忘れるでしょう。

面白い映画にのめり込んでいると、時間を気にしなくなります。

大好きな人と話を楽しんでいるときは、周りの景色が見えなくなるはずです。

ほかが見えなくなるほど、意識が1つに向いているからこそ集中です。

勝負所においても、目の前の仕事に集中していれば、ほかを考える余裕はなくなります。

恥を恐れる余裕も、緊張する余裕もなくなります。

あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠です。

失敗する様子を想像するのは、まだ自分の仕事に集中できていません。

まだ自分の仕事に集中できていないから、人目が気になったり、失敗を考えたりしてしまいます。

緊張をほぐすことも大切ですが、目の前の仕事に集中しましょう。

余計なことを考えず、自分の仕事に意識を集中させるだけでいいのです。

  • スピーチなら、話すべきことに集中する
  • プレゼンなら、自分の発表に集中する
  • スポーツの試合なら、プレイに集中する
  • 試験なら、一つ一つの問題に集中する
  • 面接なら、受け答えに集中する
  • 音楽の発表会なら、ひたすら自分の演奏に集中する

勝負所で最も大切なのは、集中力です。

勝負所では、集中力が低くて困ることはあっても、高くて困ることはありません。

本気で集中すれば、緊張を忘れられると同時に、120パーセントのパワーも発揮できるようになります。

あがり症を克服する方法(16)
  • あがってしまうなら、緊張を忘れるくらい、もっと集中する。
鏡の前で練習をする。
鏡に映った自分の目も、人目の1つ。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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