あがってしまうのは、自分の仕事に集中できていない証拠です。
自分では集中しているつもりであっても、実際は「形だけ」になっている可能性があります。
あがっているなら、もっと集中できるはずです。
本来自分がすべき仕事に集中していれば、ほかを考える余裕はなくなります。
たとえば、大好きな趣味に没頭していると、空腹を忘れるでしょう。
面白い映画にのめり込んでいると、時間を気にしなくなります。
大好きな人と話を楽しんでいるときは、周りの景色が見えなくなるはずです。
ほかが見えなくなるほど、意識が1つに向いているからこそ集中です。
勝負所においても、目の前の仕事に集中していれば、ほかを考える余裕はなくなります。
恥を恐れる余裕も、緊張する余裕もなくなります。
あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠です。
失敗する様子を想像するのは、まだ自分の仕事に集中できていません。
まだ自分の仕事に集中できていないから、人目が気になったり、失敗を考えたりしてしまいます。
緊張をほぐすことも大切ですが、目の前の仕事に集中しましょう。
余計なことを考えず、自分の仕事に意識を集中させるだけでいいのです。
勝負所で最も大切なのは、集中力です。
勝負所では、集中力が低くて困ることはあっても、高くて困ることはありません。
本気で集中すれば、緊張を忘れられると同時に、120パーセントのパワーも発揮できるようになります。