執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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あがり症で過呼吸になったときの対処。

あがり症で過呼吸になったときの対処。 | あがり症を克服する30の方法

あがり症の中でも特につらい症状の1つが、過呼吸です。

過呼吸とは、何らかの原因によって、必要以上に呼吸を行うことを言います。

血中の二酸化炭素が少なく、酸素が過剰なとき、濃度のバランスを整えようと、激しく呼吸が行われます。

全力で走った直後のような激しい呼吸が続きます。

過呼吸の主な原因は、精神的なストレスとされています。

過呼吸に伴って、めまいや手足のしびれを引き起こすこともあります。

過呼吸の対処法

過呼吸の対処法で最も有名なのは、袋状のものを口に押し当てる方法です。

過呼吸は、血中の酸素濃度が過剰なときに出る症状であるため、意図的に酸素濃度を下げる必要があります。

袋状のものを口に押し当てて呼吸をすることで、意図的に酸素濃度を下げ、過呼吸の改善を促せるとされています。

過呼吸の対処法として、古くから行われているため、一度は聞いたことがあるかもしれません。

ただし、この方法は現在、危険性が指摘されています。

袋の使い方を誤ると、かえって呼吸がしにくくなり、最悪の場合、命に関わる可能性もあります。

過呼吸そのものは、時間の経過とともに自然と改善される症状です。

現在のところ、過呼吸の対処法は「放置」が最も安全とされています。

パニック障害を疑ってみる

もしあがり症で過呼吸になったとき、疑ってほしいことがあります。

パニック障害です。

パニック障害による発作として、過呼吸が引き起こされている可能性があります。

過呼吸なのかパニック障害なのか、個人で判断するのは不適切です。

きちんと専門の医療機関を受診して、正しいケアと治療をしてもらうと安心です。

あがり症を克服する方法(30)
  • あがり症で過呼吸になったときは、パニック障害を疑ってみる。
まとめ

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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