公開日:2010年7月22日
執筆者:水口貴博

ウォーキング・ダイエットのすすめ

  • ダイエットを
    「食べない」という方法だけに頼っている人は要注意。
ウォーキング・ダイエットのすすめ

ダイエットを「食べない」という方法だけに頼っている人は要注意。

ダイエットを実現するためには2つのアプローチが必要です。
・摂取するカロリーを減らす
・消費するカロリーを増やす

さまざまなスポーツの中で、ウォーキングほど場所と時間を問わないものはない。

ダイエットをするなら、食べる量を減らすだけでなく、必ず運動することも心がけましょう。
運動することで体力がついて、活動の土台が固められるだけでなく、基礎代謝量も増えて太りにくい体になるからです。
では、肝心の運動ですが、どのような運動がいいでしょうか。

明確な目標があるほうが、モチベーションは向上する。

ウォーキング・ダイエットをするときには「ただ痩せよう」という抽象的な目標はあまりおすすめできません。
どのくらい痩せるのかというラインが見えないためです。
「痩せる」というのは、抽象的です。

「だらだらした散歩」と「有酸素運動としてのウォーキング」は、似て非なるもの。

ダイエットのために歩くのはいいですが、ただ歩けばいいわけではありません。
多くの人が勘違いするところです。
問題は「歩き方」です。

有酸素運動が、ダイエットに効果がある理由。

体を動かす運動は、どれも同じと思っていませんか。
同じではありません。
大きく分けて、2種類の運動があります。

食後に軽い散歩をするだけで、太りにくくなる。

「食事をしたら、眠くなった」
おなかいっぱいに食事をした後、体がだるくなったり眠くなったりしたことはありませんか。
食べたものの消化のために、血液が胃や腸に送られるため、頭がぼうっとしてしまいます。

運動すれば、すぐ脂肪が燃焼されるわけではない。

「ダイエットのために、毎日10分の散歩を続けよう」
さて、これを聞いて、あなたはどんな印象を受けましたか。
一見すれば問題ないように思え、ダイエットにも効果があるように思えます。

有酸素運動を意識するなら、時速4キロのペースを目安に歩きたい。

有酸素運動であるウォーキングをするなら、早歩きのペースを維持する必要があります。
しかし、この「早歩き」というのが厄介です。
わかりやすいようで、わかりにくい。

水分補給は、ウォーキング前にするのがポイント。

早足で両手両足を動かすウォーキングは、単に歩くとはいえ、しっかり汗をかきます。
汗をかいているということは、いい運動ができているなによりの証拠です。
そこで欠かせないのは「水分補給」です。

たくさん汗をかく人は、ミネラル不足に陥りやすい。

汗をなめたことがありますか。
汗は、しょっぱいことをご存じでしょう。
大量の塩分が含まれているためです。

汗をかくことで、毒も体外へ排出される。

汗には、塩分が含まれていることは有名です。
塩分が含まれると、より多くの熱を奪って蒸発しやすいため、体温の低下を促しやすいです。
ほてった体を少しでも早く冷まし、生命の危機を避けようとする体のシステムです。

コーヒーを飲んだ30分後にウォーキングすれば、ダイエット効果は倍増する。

ウォーキングをするなら、ぜひとも、コーヒーを味方につけましょう。
コーヒーには、脂肪燃焼効果があります。
厳密に言えば、コーヒーに含まれるカフェインが、脂肪を分解する働きがあります。

少し厚着をしたほうが、汗はたくさん出て痩せやすい。

ダイエットのためには、積極的に汗をかくことが大切です。
わざと汗をかきやすくする格好をすればいい。
早歩きでウォーキングをして10分くらいすると、自然と汗がにじみ始めるでしょう。

「足腰を強くする」というのは「人生に対して強くなる」ということ。

あらためて考えてみると、人生のあらゆる場面で「足腰」が必要とされます。
通勤通学のとき、仕事をするとき、デートのとき、買い物のとき、友人と遊びに出かけるとき、旅行のときなど、数多くあります。
たとえ椅子に座っているときでさえ、腰の強さが必要とされます。

ウォーキングほど、運動量の調整がしやすい有酸素運動はない。

ウォーキングのいいところは、運動量の調整が簡単である点です。
自分のレベルに応じて、段階的に調整ができます。
慣れていない人なら、最初は1,000歩くらいを目安に始めるといいでしょう。

記録をつけ始めると、その時点で、ダイエットの半分は成功している。

ダイエットの成功のために、必ず記録をつけましょう。
本当は「余裕があれば記録をつけてください」と言いたいところですが「必ず」記録をつけましょう。
なんとなく適当にダイエットを始めると、挫折します。

腕を90度に曲げながら歩くと、上半身を鍛えながら歩くことができる。

これまでの散歩といえば、両手をぶらりと下に下げた状態で歩くものでした。
普通に私たちが歩く、自然な歩行スタイルです。
しかし、ダイエットを意識したウォーキングの場合、この「腕」にも少し工夫が必要です。

昨日と比べて1キロ痩せたと喜ぶのは、大きな思い違い。

お風呂でしっかり汗をかいて、体重計に乗ったときのことです。
「やった。昨日より1キロ痩せているぞ!」
体重計にのるや否や、大喜び。

消費カロリーは「歩いた距離」は目安にならない。
「歩く速さ」と「歩いた時間」をもとに考えること。

肝心の運動量と消費カロリーは、どのような関係でしょうか。
性別・年齢・体重にもよりますから、一概に言うのが難しいところです。
歩くペースによっても、かなり消費カロリーも変わります。

本当に大変なのは、ウォーキングより、ウォーキングが終わった後。

運動すれば、腹が減ります。
しっかり体を動かしますから、血糖値が下がり、次第に空腹を感じるのは自然です。
「腹が減ったから、しっかり食べるぞ」

ウォーキング・シューズは、自腹で買うほうが効果的。

物事には、格好から入るほうが、うまくいく場合があります。
たとえば、ウォーキング・シューズです。
「靴なんて、どれも同じだろう」と思いますが、一概にそうとも言えません。

歩く気分が乗らないときは、ハイテンポの音楽を聴けばいい。

ウォーキング・ダイエットでは「大股で早歩き」が基本です。
個人差は多少ありますが、おおむね目安としては「時速4キロ」。
時速4キロをといえば「大股で1秒に2歩くらい」のペースです。

音楽がなくても、自分の足音を聞けば、いつでもリズムに乗れる。

運動を続けることは、リズムに乗ることです。
リズムに乗りやすくなると、気分も乗りやすくなります。
音楽にも「乗りのいい曲」というのがあります。

夜にウォーキングをするときの、ベストな流れ。

女性なら、紫外線を気にする人も多いことでしょう。
適度な紫外線なら、骨の強化につながり、健康にもいいですが、強い紫外線を浴び続けるのは勧められることではありません。
しみやしわの原因になりますし、皮膚がんを誘発させる可能性もあります。

「音楽のリズム」と「足のリズム」を合わせれば、相乗効果が得られる。

音楽を聴いているとき、音楽のリズムに乗って歩きます。
すると、一定のスピードを保ちやすく、疲れが感じられにくくなります。
一方、音楽を聴いていない無音環境の場合、自分の足音を聞いてリズムに乗ります。

どんなに忙しい人であろうと、きちんと探せば、歩けるチャンスは必ずあるはず。

「歩く時間を作るほど暇がない!」
ウォーキングの時間がなかなか作れないと感じる人は多いことでしょう。
毎日勉学にいそしむ学生や、仕事に追われる社会人などです。

「痩せること」はあえて忘れる。
「楽しみ、喜び」から考えると、ダイエットはうまくいく。

ウォーキング・ダイエットでは、ある程度の「努力」は必要です。
ダイエットなら何でもそうです。
意志を強く持ち続け、ウォーキングの時間を作り、怠けようとする肉体にむちを打って歩くためには、多少は踏ん張りが必要です。

ウォーキングをしてかく汗は、その人を芯から輝かせる。

ウォーキングをしていると、自分と同じようにウォーキングをしている人とよくすれ違います。
ある日ふと気づいたことがあります。
そういう人には、何かオーラのようなものが出ています。

ウォーキングのとき動かすのは、足や腕だけではない。
大切な部分を忘れていませんか。

ウォーキングをするときに意識して動かすところと言えば、どこを想像しますか。
おそらく大半の方々は「足」や「腕」などを思い浮かべることでしょう。
大股で歩き、腕をよく振るのは、典型的なウォーキングのイメージです。

ウォーキング・ダイエットの効果を倍にする、ささいな工夫。

ウォーキング・ダイエットの効果を倍にする、ささいな工夫があります。
ウォーキングを1時間ほどすれば、たっぷり汗をかけます。
ウォーキングした後は、汗を流したくなりますね。

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