ダイエットに失敗する人は、食べることばかり考えています。
食事制限をしていると、その反動でいつもより食べることを考えてしまいがちです。
時間があれば「食べたい、食べたい」と考えている。
無意識のうちに、ごちそうを食べている様子を思い浮かべてしまう。
他人が食事をしているところを、じっと見つめてしまう。
雑誌を読んでいると、料理のページを見つけ、頭から離れなくなる。
「ダイエット、ダイエット」と思えば思うほど、食べるものを考えてしまいがちです。
食べることは人の三大欲求の1つ。
人の自然な欲求なので、つい考えてしまうのは仕方ありません。
おなかがすけば、食欲が湧くのは自然なことです。
しかし、食べることばかり考えても何も解決しません。
意識が食に向いていると、空腹感も強調され、ますます食欲が出てきます。
ストレスがたまり、あるとき限界に達して食べてしまうのです。
ダイエットに成功する人は、食べる以外のことを考えています。
食べたい気持ちを忘れるくらい、別のことに集中しています。
たとえば、仕事です。
仕事に集中している間は、食べることを忘れます。
スポーツに集中している間も、食べることを忘れられるでしょう。
趣味に熱中している間も、空腹を感じにくくなります。
食べる以外のことに熱中するのがダイエットの近道です。
周りが見えなくなるほど夢中になれる時間があると、ダイエットは楽になります。