別れ話をしているうちに感情が高ぶり、泣きそうになることがあります。
泣いている相手を見ているうちに、心が動かされ、自分も涙が出そうになることもあるでしょう。
別れは、お互いに取ってつらいこと。
悲しい話には、涙がつきものです。
もちろん別れを切り出された側が泣くのは、まだ仕方ありません。
急に悲しい話をされると、心の整理が追いつかず、涙なしでは語れないこともあるでしょう。
しかし、別れ話を切り出す側は、できるだけ泣かないようにしてください。
悲しい気持ちになることはあっても、涙はぐっとこらえましょう。
切り出した側まで泣くと、冷静な話し合いができなくなります。
お互いわんわん泣き合う状態では、話が支離滅裂になり、建設的な話し合いが難しくなるでしょう。
ただの感情のぶつけ合いになります。
どうしても我慢できないときは仕方ありませんが、別れを切り出す側は、できるだけ泣かないように心がけてください。
心を鬼にして、別れ話を切り出します。
相手が泣いたときは「泣かないで」「元気出して」「ごめんね」など、なだめて接します。
別れの決意に涙は不要です。
涙を見せないほうが、別れの固い決意が伝わります。
断固として話し続けるほうが、別れ話がスムーズです。