執筆者:水口貴博

別れ話で話し合いをするときの30の心得

23

「わかった」という一言には要注意。

「わかった」という一言には要注意。 | 別れ話で話し合いをするときの30の心得

別れ話で注意したいのは「わかった」という一言です。

誰でも理解できるシンプルな一言。

しかしこの一言は、誤解を作る原因が潜んでいます。

たとえば、別れ話で自分の言い分を話したとき、相手から「わかった」という返事があったとします。

このときの「わかった」には、2つの意味が考えられます。

  1. 「話を理解した」という意味の「わかった」
  1. 「別れることに同意した」という意味の「わかった」

「わかった」という一言だけでははっきりしません。

普通は前後の文脈で判断できますが、別れ話では、前後の文脈があっても判断しにくいことがあります。

「わかった」という言葉の意味を曖昧にしたまま別れ話を終えると、後からトラブルに発展することがあります。

「あのときに別れたでしょう」

「まだ別れたつもりはない」

お互いの主張がずれてしまい、再びめることになるのです。

別れ話で「わかった」という言葉が出たときは、意味をはっきりさせておきましょう。

「話を理解した」という意味の「わかった」なのか。

「別れることに同意する」という意味の「わかった」なのか。

聞きにくいかもしれませんが、大事な部分です。

はっきり意味を確認しておけば、余計なトラブルを防げます。

別れ話で話し合いをするときの心得(23)
  • 別れ話で出てくる「わかった」という意味に注意する。
相手の悪かったところを言うときの注意点。

別れ話で話し合いをするときの30の心得

  1. 別れ話は、一方的にならず、話し合いから入る。
  2. 別れ話における時間の目安とは。
  3. 別れには、どのくらい時間を使えばいいのか。
  4. 別れ話は、ゆっくり話したほうが早く終わる。
  5. がっつり食事をしながら、別れ話をしない。
  6. お酒を飲みながら別れ話をしない。
  7. カフェインが含まれた飲み物は、別れ話に最適。
  8. 恋人からもらったアクセサリーを、別れ話で返却する。
  9. 相手を傷つける発言は、余計に別れ話がこじれるだけ。
  10. 余計なスキンシップは、別れ話に不要。
  11. 「別れる」という言葉を、はっきり使ったほうがいい。
  12. 別れ話では、余計な冗談を言わないのが賢明。
  13. 別れ話をスムーズにするためには、別れたときの素晴らしさを伝えること。
  14. 複雑な事情の場合、別れるときに本当の理由を言うべきか。
  15. 言い分を話すときは、話が長くならないように注意する。
  16. 別れ話で、必要ない過去まで掘り返しすぎないようにする。
  17. 同情で別れを撤回するのは要注意。
  18. 相談しつつも、堂々と訴える。
  19. 別れるとき、嘘の理由を言ってもいいのか。
  20. 別れを切り出す側は、泣きたくても泣かないこと。
  21. 「冷めた」という理由では、物足りない。
  22. 別れ話が重苦しくなり、話し合いが停滞したとき。
  23. 「わかった」という一言には要注意。
  24. 相手の悪かったところを言うときの注意点。
  25. 相手が怒ってきても、できるだけ反論は避ける。
  26. 別れ話で、保留をお願いされたときの注意点とは。
  27. 無言になっているときは、考えている時間。
  28. 言いにくいことを笑ってごまかす癖がある人は要注意。
  29. 別れ話には、感謝も伝えるのがマナー。
  30. 別れ話が長引いて、終電を逃したとき。

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