言いにくい話をするとき、笑ってごまかす癖はありませんか。
言いにくいことを笑いながら話せば、気まずさをごまかせます。
もちろん話の流れで自然に笑う程度ならいいのです。
たとえば、過去の2人のトラブルを話したとき、恥ずかしい気持ちがよみがえり、くすくす笑うことはあるでしょう。
しかし、言いにくいことをごまかそうと、へらへら笑いながら話す癖があれば要注意です。
「別れたい」と言いながら、顔がにやにやしている。
理由を話しながら、ときおり鼻で笑っている。
へらへらしながら話すと、不誠実に見えるため、相手に「ふざけているのではないか」と誤解されます。
もしくは、真剣な話し合いを逃げているような印象を与えるでしょう。
相手に反感を持たれ、別れ話がこじれることがあります。
特にシャイな人は、言いにくいことを笑ってごまかす傾向が目立ちます。
自分に笑ってごまかす癖があるのか判断しにくいときは、外国人に外国語で道を聞かれた場面を思い出してください。
外国語でうまく説明できないとき、話を笑ってごまかす自分に心当たりがあれば、癖になっている可能性があります。
へらへらした笑いは、思わぬトラブルを招く原因になります。
別れ話は、2人の将来を決める真剣な話し合いですから、真面目な表情で話し合うようにしましょう。