別れ話では、相手から保留をお願いされることがあります。
「今すぐ返事はできない。しばらく考えさせてほしい」
たしかに急に別れ話を切り出して、その場で結論を出させるのは少し強引でしょう。
別れ話は、人生にかかわる重要な話し合いです。
気持ちを落ち着かせたり、考えを整理したりするにも、時間はかかって当然です。
もちろん相手の希望で別れ話を保留にするのはいいのですが、注意点が1つあります。
保留にするなら、期限を決めておきましょう。
「いつまでに返事をするか」という話をしたうえで、保留をすること。
そうしないと、保留の期間がはっきりせず、いつの間にか別れ話が曖昧になる可能性があるからです。
「いつになるかわからない」という状況は避けたい。
期限が延長することはあっていいので、ひとまず保留の期限を決めておくのが賢明です。
たとえば「1週間までに返事がほしい」「今月中には、結論を出してほしい」などとしておくのがいいでしょう。
曖昧にせず、はっきりさせておくのがポイントです。
少し厳しく感じるかもしれませんが、結局はお互いのためです。
一度切り出した別れ話は、何らかの結論が出るまで続けることが大切です。