相手と別れたい段階になると、すでに相手への愛はないかもしれません。
「別れ話」という話題そのものがネガティブのため、暗い雰囲気が漂いがちです。
中には相手への怒りや憎しみなどの感情もあり「顔も見たくない」「話もしたくない」と思うこともあるでしょう。
しかし、どんな相手であっても、共に人生の一時期を過ごしたのは事実のはずです。
いろいろなデートスポットに出かけ、楽しい思い出もたくさんできたでしょう。
恋人のおかげで、成長ができたこともあるはずです。
ですから別れ話には、感謝も伝えるのがマナーです。
これまで一緒に過ごした日々を思い出し、思い出や成長への感謝を存分に伝えましょう。
「今まで仲良くしてくれてありがとう」
「あなたに出会えてよかった」
「あなたのおかげで、たくさん成長できた」
「一緒に過ごした思い出は、一生大切にする」
相手の存在価値を認める言葉を選ぶのがポイントです。
しっかり感謝を伝えて、少しでも相手に自信と満足を感じてもらいます。
相手も「いい人と過ごせた」と思えば、別れにも応じてもらいやすくなるでしょう。
感謝があると、暗い雰囲気が和らぐだけではありません。
別れ話をきれいに締めくくれます。
別れて終わりではなく、また次があると予感させます。
感謝を伝えることで、別れ話もスムーズに進みやすくなります。