自分の前向きな気持ちを口に出して言うと、魔法を使っているかのようにどんどん人間関係が向上します。
自分の感情を素直に外に出していくということは、自分を表現していることになります。
何もしゃべらず無表情の人より、素直に思っていることを話してくれる人とのほうが、好感が持てるのはそのためです。
特に女性は、気持ちを口に出して言うのが上手です。
嬉しいことは「嬉しい!」と言い、かわいいと思うことは「かわいい」と、素直にそのまま言ってしまいます。
この素直さが、男性は「かわいいな」と感じてしまうのです。
私は以前、女性と一緒にペットショップに入ったことがありました。
特に小柄な動物を扱っているペットショップだったので、一緒にいた女性は「かわいい、かわいい」と喜んでいました。
どちらが動物か、わからないくらいです。
店員さんも、犬より騒ぐ人間を見たのは、初めてだったのではないでしょうか。
そんな素直に気持ちを表現しているところを見ていると、話をしやすくなります。
何事にも動じず無表情の人より、自分の気持ちを恥ずかしがらずどんどん表現してくれるほうが、安心するのです。
何も話さない人が、一番付き合いにくいです。
何も言わないから何を考えているのか、わからないのです。
一緒にいても、不安になります。
不安を感じる関係では、当然、良い人間関係を築くことは難しくなります。
それに気づいた私は、素直に気持ちを表現していく女性を手本に、自分もどんどん素直になろうと思いました。