代表役の経験は、自己PRの絶好のネタです。
たとえば、リーダー・責任者・実行委員などです。
代表役の実績があれば、指導力・統率力・コミュニケーション能力などがある、客観的証明の1つになります。
面接においても「代表役の経験はありますか」と聞かれることがあります。
実際に経験があればいいのですが、経験がない人もいるでしょう。
さて、代表役の経験がない場合、どうアピールすればいいのでしょうか。
まず代表役の経験の有無が、採用に直接影響するわけではありません。
採用担当者の本当の興味関心は、企業に貢献できる人物かどうかです。
つまり、代表役の経験にかかわらず、企業に貢献できる点が伝わればいいのです。
では、企業に貢献できる点を見つけるにはどうするか。
そのヒントは、友人からお願いされることに隠されています。
あなたが普段、友人からよくお願いされることは、何ですか。
友人からよくお願いされることは「その能力がある」と認められている証拠です。
よくお願いされることを思い出すことで、自分の強みや得意を発見する手がかりになります。
たとえば、仲介役をお願いされることが多いなら、外部との交渉に優れている可能性があります。
よく相談を求められるなら、聞く力があり、解決策を見つけるのが得意なのかもしれません。
そうした点をアピールすればいいのです。
代表役の経験ではありませんが、企業に貢献できる力をアピールできます。
代表役という狭い範囲にとらわれず、自分ができる能力を客観的にアピールしましょう。