執筆者:水口貴博

面接マナーで注意したい30のポイント

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珍しい経験を話す際によくある、ジレンマ。

珍しい経験を話す際によくある、ジレンマ。 | 面接マナーで注意したい30のポイント

珍しい経験は、印象深いアピールになります。

平凡な経験より珍しい経験のほうが、興味関心をかき立てられ、印象深くなるでしょう。

普通の人ではできない経験があれば、自己PRの強力な武器になるはずです。

ところがここで、難しいジレンマがあります。

珍しい経験は、珍しいゆえに、相手にとって未知である場合が多いのです。

たとえば、DJです。

学生時代にDJをやっていて、自己PRでアピールしたいとします。

DJという珍しい経験を通して、学びや成長などをアピールすれば、インパクトは抜群でしょう。

しかし、DJという意味を、採用担当者は詳しく知らないかもしれません。

「DJの経験があります」と言っても、言葉の意味がわからなければ、経験の素晴らしさも深く理解できないでしょう。

もし珍しい経験を紹介するなら、まず相手の反応の確認から始めたほうが得策です。

「私は学生時代、DJをやっていました。DJをご存じですか」

面接官に質問を投げかけ、反応を確認してから話の展開を考えます。

もし「知っている」という返事なら、そのまま本題に入ります。

「知らない」という返事なら、DJの意味から説明を始めましょう。

ちなみにDJとは「ディスクジョッキー」の略であり、ディスコやクラブなどで音楽の選曲や調整をする人のことを言います。

こうすれば、珍しい経験でもスムーズに話を始められるのです。

面接マナーで注意したいポイント(12)
  • 珍しい経験は、面接官に「ご存じですか」と言って質問を投げかけ、反応を確認してから話の展開を考える。
面接で、書類選考に通過した理由を聞いてもいいのか。

面接マナーで注意したい30のポイント

  1. 面接では、本音と建前を使い分けることも必要。
  2. 面接では、胸ポケットにペンを入れない。
  3. 面接官から名刺を渡されたとき、自分も名刺を渡すべきか。
  4. 面接の髪型が、履歴書の写真と違うのは、問題ないのか。
  5. 面接室で、面接官が来るのを待つときのマナー。
  6. 面接官を出迎えるときの気持ちよいマナー。
  7. どの形式の面接が、最も重要なのか。
  8. 入室マナーと退室マナー。
    より大切なのは、どちらか。
  9. 「上着を脱いで楽にしてください」という一言は、社交辞令である場合が多い。
  10. 「自己PRをしてください」と言われるとは限らない。
  11. 話の聞き方も、評価対象。
  12. 珍しい経験を話す際によくある、ジレンマ。
  13. 面接で、書類選考に通過した理由を聞いてもいいのか。
  14. 持病があれば、必ず企業に伝えなければいけないのか。
  15. 面接官が早口でも、自分は落ち着いて丁寧に話す。
  16. 嬉しい言葉の返事は、準備できていますか。
  17. 口臭は、外見より悪影響を与える意外な要因。
  18. アルバイトの面接で、正社員になれる可能性を聞いていいのか。
  19. 面接中、メモ帳を見ながら話してもいいのか。
  20. 面接では、個人的な情報をすべて伝えるべきか。
  21. 面接では、応募者から質問をしてもいいのか。
  22. 面接中、汗が流れたときは、どう対応すべきか。
  23. 一言断りを入れれば、鼻をかむことも怖くない。
  24. すぐ答えられない質問をされたときのリアクション。
  25. 失言しやすいのは、面接官の「何なりとどうぞ」の一言。
  26. 圧迫面接は、期待の裏返し。
  27. 自己PRや志望動機には論理が必要。
    ただし、論理だけではいけない。
  28. 話がまとまらなくなったときの対処方法。
  29. 面接官を怒らせてしまったときの対処。
  30. 面接で飲み物をこぼしてしまったとき、どうすればいいか。

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