世間では、女性と料理についての言葉をよく耳にします。
「女性は、家で料理ができなければならない」
「料理のうまい女性は、夫からも愛される」
「女性は、家で料理だ」
たしかに料理は上手にできるほうがいいでしょう。
事実、料理のうまい女性ほど、夫に喜ばれるのはたしかです。
料理の腕は、女性にとって強い武器になるでしょう。
だからとはいえ、女性は家で料理をしなければいけないかというと、疑問です。
時代は変化しています。
物の少なかった時代ならまだわかりますが、今はあらゆる物があふれる時代です。
現代社会では、物やサービスが飛躍的に進化しています。
24時間営業の店がどこにでもあります。
あらゆる食材を、低価格で手軽に購入できるようになりました。
深夜でも、温かくておいしいお弁当やお総菜を、低価格で買えます。
電子レンジを使えば、冷たい料理も一瞬で温めることもできます。
料理の腕が不必要になりつつあるのです。
時代が進化しているというのに、私たちの考え方だけが止まっているのは、おかしいのではないでしょうか。
時代が変化しているのですから、私たちの考え方も、時代に合わせて変化が必要です。
今の時代、必ずしも女性が料理をすることはないと考えます。
料理をしたい人は、すればいいでしょう。
一方、コンビニに頼るなら、それもまたよし。
利用できるサービスは、とことん利用させてもらいます。
便利なサービスを利用できれば、時間や体力にも余裕ができます。
その結果、子どもとの触れ合いを増やしたり、仕事の時間に使ったりすればいいのです。
時代の豊かさは、ありがたく享受すべきです。
古い考え方にとらわれず、今の時代に合った新しい考え方を身につけることが大切です。