20代や30代は、尊敬できる上司や先輩を手本にしていました。
彼らは、40歳くらいの年齢でした。
手本から学びを取り入れ、成長してきました。
しかし、40代になった今、昔の自分が手本にしていた年齢になってしまいました。
「もう手本がないね」と思うのではありません。
年齢が高くなったとはいえ、手本がいらなくなるわけではありません。
40代になっても、手本は必要です。
40代の手本になるのは、60代や70代です。
ただし、年上なら誰でもいいわけではありません。
やはり、尊敬できる年上を探すことが大切です。
尊敬できる60代や70代から話を聞いて、40代の過ごし方について話を聞いておくといいでしょう。
身近にいなければ、文化人や作家などを参考にする方法もあります。
その人がどういう生き方をしていたのか。
その人の40代の過ごし方。
どう困難を乗り越えてきたのか。
夫婦生活について、子育てについて、介護についてなどです。
自分より長く生きている人の話からは、気づかされることがあります。
「なるほど。こういう生き方は素晴らしいな」と思うことがあれば、真似をすればいいのです。
これからの生き方についての迷いが消え、一筋の光が見えてくるに違いありません。
同時にそういうあなたの姿が、今の若い人たちに対する手本にもなるのです。