明るい人は、頭の中が整理されているという話をしました。
次に、具体的な頭の整理方法について方法を教えましょう。
方法とはいえ、簡単なことです。
ただ、紙に書けばいいだけです。
何を書くか、どう書くかは関係ありません。
とにかく、思いついたことや考えたことをたくさん書くのです。
何を書いたかではなく、書いた量が大切です。
書いた量に比例して、あなたの頭の中がだんだん整理整頓されます。
たくさん書くということは、それだけ頭の中のことを外に出すということです。
頭の中が整理整頓できないのは、頭の中だけで考えて解決させようとするから、混乱してできないのです。
直接、見ることのできない頭の中で考えていることを、さらに頭の中だけで整理整頓させるのは、本当に大変なことです。
労力のいる方法ですから、もっと簡単で、さらに効果のある方法で頭の中を整理整頓すればいいのです。
それが「書くこと」です。
頭の中で考えていることは、見えません。
しかし、紙に書きさえすれば、目に見える形になります。
紙に書いた字は、目に見えるので、消えることもありません。
自分の記憶力に自信がなければ、紙に書いてしまえばいいのです。
その分、安心して、次に考えるべきことを考えることができ、書いたことで自分の考えをはっきりさせる効果まであります。
明るく元気な人を注目してみましょう。
何かと書く癖がありませんか。
日記であったり、手紙や記録帳、本を書いていたりなど、自分の頭を整理するために何かを書く癖を身につけているはずです。
かくいう私も、書く癖があります。
何かと人から聞いたことは、その場で手帳を開き、メモするようにしています。
そのほかに19歳のころから1日も欠かさず書き続けている日記もあります。
日記のおかげで、日々の出来事を整理でき、自分の成長を確かめることができています。
このように本を書くという習慣も出来上がっています。
毎日の出来事の中で得たことを文章化することで、自分の得た知恵をはっきりさせることができます。
インターネットで公開すれば、みんなの生活にも役立ててもらえるようになります。
書くことで、一石二鳥にも三鳥にも四鳥にもなってしまう、優れた効果があるのです。
書くことは、閉塞感をすっきりさせる効果があるのです。