人間には「鏡の法則」というのがあります。
自分が笑えば相手も笑い、自分が怒れば相手も怒るという、鏡を見ているかのように、自分と相手の表情が一致するということです。
たしかにこれは本当のことです。
あなたも笑っている人と一緒にいると、自然と笑顔になるはずです。
一方、相手がいらいらした表情だと、こちらも落ち着いていられません。
この「鏡の法則」を上手に使えば、今からあなたの人付き合いは必ず向上します。
つまり、相手と明るく接したければ、あなたが明るい表情になればいいのです。
あなたが明るい表情になりたければ、あなたから進んで人を好きになるように心がければいいのです。
相手から自分のことを好きになってもらえるまで待つのではなく、自分から進んで相手を好きになるようになりましょう。
自分からいろいろな人に興味を持ち、進んで話しかけ、好意を抱き、尊敬をするのです。
その気持ちを気後れすることなく伝えることです。
中には嫌いな人や苦手な人もいるでしょうが、根気よく自分から進んで相手を好きになるように努力してみましょう。
自分が相手に対して期待していることを、相手に対して行えば、相手もきっと期待に応えてくれるようになります。
こうした姿勢になることで、あなたは自然と柔らかい表情になれます。
人相がよくなるのです。
その良い人相は、さらに人付き合いを向上させていきます。
人付き合いでは、自分から進んで相手を好きになるようにすればいいのです。