泥棒の被害に遭ってしまいました。
部屋の物やお金を、たくさん盗まれました。
「大変だ」と、怒り心頭になるでしょう。
しかし、泥棒の被害は、考え方しだいでチャンスに変えることができます。
盗まれたと考えず「処分してくれた」と考えればいいのです。
物に対する執着が強く、自分ではなかなか捨てられませんでした。
泥棒がわざわざ物を盗んでくれたおかげで、廃品回収を呼ぶ手間が省けました。
心と体が軽くなった分、これから人生が歩みやすくなるでしょう。
命があるだけ、よかったのです。
お金が残っても、命が奪われれば、人生は終了です。
もがいても、やり直しができません。
命があるだけ、御の字です。
お金を奪われても、命さえ残っていれば、まだ人生は続けられます。
お金は、また稼げばいいのです。
盗まれたお金は、授業料だと考えることです。
金額が高いほど、貴重な防犯意識を勉強できます。
防犯の意識を机上で学ぶのは、限界があります。
教科書やテレビを眺めるだけでは「そうですか」と思い、人ごとのように感じてしまいます。
不謹慎ですが、防犯意識を本気で学ぶなら、被害に遭うのが一番です。
被害に遭うことで、防犯の重要性を痛切に感じることができます。
被害に遭っても、大きな学びがあれば、被害より儲けが上回ります。
被害をチャンスに変えることです。
むしろいい授業が受けられたと、喜んでもいいくらいです。