「振られる」と「首になる」は、口にする必要はありません。
使わなくてもいいです。
使うと、自分が惨めになります。
誰がこんな言葉を考え出したのかは知りませんが、なんて響きの悪い言葉なのでしょうか。
こんな言葉を使っていると、自分がみすぼらしくなるばかりです。
「振られる」と「首になる」は、人生の禁句なのです。
では、そういう状況になったとき、どう答えるのがいいのでしょうか。
好きな人から振られて、友人から「どうしたの」と聞かれたら、こう答えましょう。
「卒業した」と。
会社を首になり、家族から「どうしたの」と聞かれたら、こう答えましょう。
「卒業した」と。
振られたり首になったりしたのではありません。
卒業したのです。
十分に単位を取得して、レベルアップしたから、卒業する時期を迎えました。
ステップアップです。
古いステージに別れを告げて、新しいステージに向かうときです。
今すべきことは、これからに向けて、全力になることです。
これから新しい人生の幕開けです。
終わったのではなく、始まったのです。