落ち込んだとき、普通は「もうダメだ」と思います。
元気がなくなり、悪いことばかり考えてしまいがちです。
ありふれた流れですが、よくありません。
落ち込んだときに「もうダメだ」と思うから、ダメになります。
一種の自己暗示です。
自分にネガティブな言葉を語りかけていれば、やる気と元気がなくなって当然です。
落ち込んだ状態が、さらに悪化するのです。
私たちは知らず知らずのうちに、自分にいろいろな言葉を語りかけ、気分が左右されています。
自分に語りかける言葉が大切です。
落ち込んだときは、こう考えましょう。
「しばらくすれば、嵐は通りすぎるだろう」と。
落ち込んでいるのは、嵐のようなものです。
気まぐれの嵐がやってきて、少し悪さをしているだけです。
少し天気が悪く、雨風が強いのは、嵐のせいです。
こういうときは、無理をしないのが一番です。
無理な悪あがきはせず、落ち着きましょう。
しばらくすれば、通りすぎます。
通りすぎない嵐はないように、落ち込みも、しばらくすれば必ず通りすぎます。
必ず通りすぎるとわかれば、ほっと一安心できます。
いい具合に肩の力が抜けて、元気が出てきます。
人は、希望が見えると、落ち込みからの立ち直りが早くなります。
それが、落ち込みから立ち直るコツなのです。