執筆者:水口貴博

感じのいい電話対応の30のマナー

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名前がわかっていても、名乗る。

名前がわかっていても、名乗る。 | 感じのいい電話対応の30のマナー

電話をかけたとき、名前を名乗らずに、会話を始めていませんか。

よくありがちなのは、親しい友人との会話です。

電話のディスプレイに名前が表示されていれば、前もって誰からの電話なのかわかります。

「名前が表示されているはずだから、名乗らなくてもいいのではないか」と思います。

親しい仲になるほど、わざわざ名乗るのもおっくうになります。

しかし、誰からの電話かわかっていても、やはり名乗ることが大切です。

誰なのか、わかっているかどうかの問題ではありません。

マナーの問題です。

名乗るのは、人間関係の基本です。

わかっていても、きちんと名乗ることで、気持ちよく会話を始めることができます。

「俺だ」「私です」という言い方もよく聞かれますが、名乗るうちに入りません。

省略しすぎです。

「わかっているよね」という圧力があり、会話のテンションが下がります。

便利なシステムができるほど、人はずぼらになりがちです。

相手が誰であろうと、電話での会話は、まず名乗ることから始めましょう。

「こんにちは。水口です」と自分を名乗れば、スムーズに会話を始めることができます。

人間関係の基本として、まず名前を名乗ることが大切なのです。

感じのいい電話対応のマナー(3)
  • 名前がわかっていても、名前を名乗ってから会話を始める。
電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。

感じのいい電話対応の30のマナー

  1. 携帯電話が登場して、待ち合わせにずぼらな人間が増えた。
  2. 「もしもし」の最初の一声を、ワントーン上げるだけで、会話は弾む。
  3. 名前がわかっていても、名乗る。
  4. 電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。
  5. 電話の相槌は、強調するくらいで、ちょうどいい。
  6. 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。
  7. 電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。
  8. 折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。
  9. 何かをしながらする電話は、必ず相手にばれる。
  10. 料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。
  11. 「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。
  12. 人といるときに電話をするなら、一度許可を得ることが大切。
  13. 酔った勢いでする電話は、失敗する。
  14. 急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。
  15. 電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。
  16. うつむきながらの電話は、気づかないうちに、会話に悪影響が出る。
  17. どんなに距離が離れていても、会話が弾む共通の話題とは。
  18. レストランの入り口付近で電話をするのは、マナー違反。
  19. 自分の電話番号は、とっさに言えるようにしたい。
  20. 「電話はご遠慮ください」と注意されても、言い返さない。
  21. 一方的に話をしている状態は、会話ではなく、もはや独り言。
  22. 用事のない電話が多すぎて、相手の迷惑になっていないか。
  23. 携帯電話のロックは、自分のためだけでなく、友人のためにかけるもの。
  24. 電話がつながらないことに腹を立てる人は、友人を失う。
  25. 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。
  26. 留守番電話に、連絡先も残せば、感じがよくなる。
  27. 知らない電話番号の相手を知る方法。
  28. 電話代を理由に、電話を切らない。
  29. 最後の一言は、3分間、余韻が続く。
  30. すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

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