辺りをきょろきょろ見渡してみてみましょう。
どんな人が、何人いますか。
新聞を読んでいる人、携帯をいじっている人、会話を楽しんでいる家族連れなどがいます。
何気なく、そこにいる人たちですが、実は100年後には、もういません。
10歳の人なら、110歳になっています。
30歳の人なら、130歳になっています。
50歳の人なら、150歳になっています。
1人や2人は生き残っているかもしれませんが、実際のところ、ほとんどの人が死んでいるはずです。
100年は長いように思えますが、宇宙の138億年の歴史から見ると、ほんの一瞬です。
何気なく自分の周りにいる人たちが、たった100年後には、全滅です。
この世にいないのです。
お墓の中にいます。
これが現実です。
そう考えると、人との出会いとは、なんと貴重なのでしょうか。
接している人だけでなく、見ている人もすべて、一期一会です。
今当たり前に話ができるのは、期間限定です。
100年後には、もう死んでいることを意識しながら、人と接してみましょう。
今までより優しい気持ちで、接することができるようになります。