真面目な女性との会話では、よく「ダメ」という表現が登場します。
彼が「お酒を飲みすぎた」と言えば「お酒を飲みすぎるのはダメ」と言います。
彼が「夜遅くまで起きていて体調が悪い」と言えば「夜更かしするのはダメ」というでしょう。
彼が肉ばかり食べていて健康管理ができてないと言えば「野菜を食べないとダメ」というでしょう。
別に間違った言い方ではありません。
しかし、どこか堅苦しい雰囲気が漂います。
「ダメ」という言い方は、堅苦しくて真面目な印象があります。
男性には、あまり嬉しい言葉ではありません。
母親からがみがみ叱られている様子と重なるからです。
説教をされているようで、とっさに「うるさいな」と、反発したくなります。
主張は正しくても、素直に受け入れにくいのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
1つ試していただきたい、ポイントがあります。
「ダメ」という表現を「反則」と言い換えてみましょう。
少し甘えた口調でいうのが、ポイントです。
「反則」と言い換えると、会話の意味を変えることなく、より柔らかい雰囲気になります。
「お酒を飲みすぎるのはダメ」は「お酒を飲みすぎるのは反則だよ」と言います。
「夜更かしするのはダメ」は「夜遅くまで起きるのは反則だよ」と言います。
「野菜を食べないとダメ」は「肉ばかりを食べるのは反則だよ」と言います。
この少しおどけた言い方がいいのです。
反則というコミカルな表現は、すっと相手に受け入れられます。
少し甘えた口調で「反則だよ」と言えば、かわいらしい雰囲気が漂います。
上から目線で指摘する雰囲気がなくなり、彼も素直に言葉を受け入れてくれるでしょう。
機会があれば、ぜひ試してみましょう。