鏡で、笑顔の練習をします。
自分がどう映っているのか、鏡の前で確認しますよね。
このとき、見落としやすい点があります。
自分の様子を、いつも近くでばかり確認して、遠くから見える様子の確認ができていないのです。
自分の姿は、近くで見られるとは限りません。
むしろ近くで見てもらえることは、少ないです。
日常では、少し遠くから見られる場合が大半です。
その確認が、すっかり抜けていることがあるのです。
そうとわかれば、さっそく確認です。
離れたところから見える自分の様子を確認してみましょう。
鏡から10メートルくらい離れてみましょう。
すると、自分の顔ははっきり見えなくなって、体全身のシルエットがぼんやり見える状態になるはずです。
それこそが、普段、他人から見られているときの様子です。
そのときの様子を、きちんと把握することが大切です。
近くで見たとき、髪型が決まっていても、遠くから離れてみると、印象が変わって見えることがあります。
近くで見たとき、ファッションが決まっていても、遠くから離れてみると、不自然なバランスに気づくこともあるでしょう。
やはり確認して、初めてわかることです。
そういう様子まで確認できるようになると、自分がどう見られているのか、把握しやすくなるのです。