いつもは明るくて元気な人が、自分の前になると、なぜか急におとなしくなることがあります。
口数が減ったり、表情が暗くなったりするのです。
ここで、よくある勘違いがあります。
無口になると、無視されているような不安になります。
まず普通に考えられるとすれば、自分のことが嫌いなのではないかという不安です。
実際、無視したり避けたりする様子が見られるなら、本当に嫌われている可能性があります。
しかし、無視したり避けたりするのではなく、単に表情が硬くなったり、無口になったりするだけなら、別の理由が考えられます。
おそらくあなたのことを、異性として意識しているのです。
特定の異性の前に限って無口になるのは、相手をかなり意識しているからです。
実はいい兆候です。
表情が暗くなっているのではありません。
恥ずかしくて、どう接していいかわからないだけです。
無口になろうとしているわけではありません。
恥ずかしくて、何を話していいかわからないだけです。
悪いふうに解釈するのではなく、よいふうに解釈することです。
表情が硬くて無口になっている彼に気づけば、ほほ笑んでみましょう。
あなたのほほ笑みを見て、相手もリラックスしてほほ笑み返してくれます。
それが、どう接していいのかわからなかった雰囲気の突破口になるのです。