海外旅行をするとき、旅慣れていない人は、体力勝負で旅行をしようとします。
朝から晩まで体力が続くかぎり、歩いて歩いて歩き回ろうとします。
若い時期なら、体力勝負の旅もいいですが、年齢が高い人にはつらいことでしょう。
基本的な体力や足腰は、もちろん大前提です。
やはり体力があり、足腰が丈夫なら、旅行もその分活力的になれます。
しかし、もっと大切なのは、どこでも寝られる度胸です。
旅慣れた人は、どこでも寝られます。
寝るのも旅を楽しむために必要なことです。
1つの観光地では、かなり歩きます。
1日にいくつも回ることになりますから、どんなに体力があっても疲れるのは当然です。
バスや電車で少し移動している間に無理をして起きていると、次の観光地に着いたときにへとへとで、楽しむ余裕がなくなります。
観光地へ移動している間、わずかでも仮眠を取ります。
もちろん完全な睡眠ではなく、あくまで「仮眠」です。
タクシーなら、到着したときに起こしてもらうようお願いします。
電車やバスの中でも、腕時計の目覚まし機能を使えばいい。
寝るのが不安なら、目をつぶっているだけでも、全然違うはずです。
寝られるところで、少しでも体力を回復させておくことが大切です。
もちろん手荷物には十分注意を払っておきましょう。
わずかな仮眠をとって体力を回復させながら旅を進めれば、1日中パワフルにスケジュールを進めていけます。