旅を楽しみたければ、逆に楽しませるという姿勢が必要です。
自発的に働きかけるということです。
態度でもそうです。
言葉でもそうです。
では、どうすればいいのでしょうか。
さまざまな方法がありますが、英語圏に旅行するなら、簡単に実現できます。
別れ際に「Have a nice day!」と言えばいい。
「いい1日を送ってくださいね」という意味です。
本来なら、現地の人が海外旅行者に言うところです。
大金を払って、わざわざ海外から来ていますから、気持ちのいい言葉の1つもかけるところです。
しかし、そうではなく、逆に海外旅行客が現地の人に言います。
これを言われて嫌な顔をする人はいません。
必ず現地の人は、嬉しい笑顔になります。
私も何度も試したことがありますが、現地の人はぱっといい笑顔になってくれます。
中には機嫌をよくして、手を振って見送ってくれる人までいるくらいです。
それを見た私も嬉しくなります。
これはさまざまな場所で使えます。
ホテルのフロントでも、タクシーの下り際でも、レストランのレジで会計を済ませた後、買い物をした後などです。
言うタイミングを探せば、1日に何度も口にする機会があるはず。
ぜひ、恥ずかしがらずに言ってみましょう。
言えば言うほど「海外を楽しんでいるぞ」というテンションが上がってくるのです。