執筆者:水口貴博

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

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旅の達人は思い出を、写真に残すより、心に残す。

旅の達人は思い出を、写真に残すより、心に残す。 | 旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

旅慣れた人は、カメラを持ち歩きません。

だからとはいえ、旅を楽しんでいないわけではありません。

旅に慣れれば慣れるほど、カメラは持ち歩かなくなります。

むしろ本当に旅を楽しむために、あえてカメラで写真を撮ろうとしません。

旅の思い出は、写真に残すより、心に残そうとしているからです。

カメラが重いです。

レンズから見る光景より肉眼で見る光景のほうが視界は広く、感動的です。

しかし、カメラを片手に持って写真を撮っていると、その場その瞬間の感動を味わいにくくなります。

カメラに残そうという意識が頭の片隅にあると「カメラで撮らなくちゃ」と思ってしまう。

その時点で、本当の感動を生々しく味わえていません。

自分の肉眼で見て、心から感動する行為が、おろそかになってしまう。

旅の達人はそれに気づいています。

だからこそ、あえてカメラは持たず、写真も撮りません。

カメラのレンズより、自分の肉眼で見て、しっかり心に焼き付けようとします。

旅はライブです。

その瞬間の感動は、常に最初で最後。

同じ場所に来ることはできても、同じ感動を味わうことは二度とできません。

そもそもカメラで写真を撮らなくても、人間は本当に感動すれば、自然と記憶に深く残るようになっています。

カメラは持たなくても、自然のカメラが人間に内在しています。

カメラで写真に残すのではなく、肉眼というレンズで見て、心に残すのです。

旅慣れた海外旅行の達人になる方法(10)
  • 感動は、写真に残すより、心に残す。
旅の達人は、わずかな仮眠をたくさん取る。

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

  1. パッケージツアーが味気なく感じ始めれば、次のステップに上がり始めた証拠。
  2. パッケージツアーに頼らない試行錯誤と悪戦苦闘が、旅を旅らしくさせる。
  3. 海外旅行をする数日前から体内リズムを整える。
  4. 飛行機のベストポジションとは。
  5. 海外旅行の達人は、身軽な格好で旅に出かける。
  6. 海外旅行の達人の語学力は高い。
    語学力が高いから、臨機応変に対応できる。
  7. なぜ達人は、棚やクローゼットをきちんと利用するのか。
  8. ホテルの部屋の使い方で、その人の本質が見えてくる。
  9. 海外旅行の達人は「トラブル」した分「落ち着き」へと変える。
  10. 旅の達人は思い出を、写真に残すより、心に残す。
  11. 旅の達人は、わずかな仮眠をたくさん取る。
  12. 海外旅行は、二度楽しむことができる。
  13. 何でもない場所のほうが、その土地の「素顔」がはっきり見える。
  14. 予定されていない出来事は、予定されている出来事より面白い。
  15. 現地に到着してから、ずれた時間を合わせるのでは遅い。
  16. 海外にいる感覚は、文章として書くと、自覚しやすくなる。
  17. 海外のお土産より、海外から手紙をもらうほうが、はるかに嬉しい。
  18. 海外旅行をするなら、現地の気候に合わせた服装で出かけること。
  19. 寝るわけにもいかない微妙な待ち時間は、本を読む。
  20. チップは、先に払うのが通。
  21. 旅慣れた人は「安全はお金で買うもの」という意識が強い。
  22. 「今日は結婚記念日だから」と言えば、通りにくいお願いが、通りやすくなる。
  23. 旅慣れた人ほど、旅行シーズンを避けて、旅行をする。
  24. 大胆に言えば、現金がなくても、海外旅行はできる。
  25. 旅慣れた人ほど、クレジットで買い物をする。
  26. 旅慣れた達人は、クレジットカードを「2枚」持って、海外に出かける。
  27. 本来、現地の人が言うべき気遣いの言葉を、逆に海外旅行者が言う。
  28. 旅慣れた海外旅行の達人は、チップに気持ちを込めた手紙を添える。
  29. なぜ海外旅行をすると、1日が長く感じられるのか。
  30. 土産話に勝るお土産はない。

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