子ども連れの旅行でありがちなのは、子どもの迷惑行為です。
旅館の中で走り回る。
お風呂で泳ぐ。
食べ物で遊ぶ。
電車の中ではしゃぐ。
子どもとしては悪気がないのですが、子どもが遊んで騒ぎ始めると、やはり周りの人に迷惑をかけますね。
子連れ旅行で子どもの都合に合わせるとはいえ、さすがに周りに迷惑をかけるのはいけません。
親としては、静かにすべきところはきちんとしつけることが必要です。
はしゃいでいい場所、いけない場所は、親がきちんと区別します。
子どもは、初めての場所や状況がよくわかっていないことが多いですから、ここは親の出番です。
たとえば、海辺、動物園内、遊園地などでは、はしゃぐのはいいでしょう。
むしろこういう場所では、はしゃがせるくらいでいいのです。
その一方で、公共の移動機関を利用する際は、マナーを重視して、子どもに静かにしてもらいます。
子どもを注意するのは、親の仕事です。
しかし、子どもをいきなり叱るのはよくありません。
「こら! 黙りなさい」ではなく、単に「ここは静かにする場所です。静かにしましょう」と優しく言いましょう。
「こういうとき、暴れたり騒いだりするのはいけないのだな」と言うことを、一つ一つ学んでいきます。
優しい態度で伝えるほうが、子どもは素直に応じてくれます。